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「 甘い 」「 辛い(からい)」と言う形容詞がある。 「 あの店のカレーは、非常に辛かった 」と書かれた文を読んで、どの程度の辛さを思い浮かべるだろうか。 私は、カレールーの箱に記載されている「 中辛 」程度を思い浮かべる。 *----------*-----------* 【城の崎にて】 *----------*-----------* 【参照】 『 小僧の神様・城の崎にて 』 志賀直哉著 新潮文庫 平成25年2月25日 80刷 |
読書・熟語・語源
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小学校五年生だったと思う。国語教科書に『北里柴三郎』の伝記があり、感想文を発表することになった。 私は、意気揚々と「北里柴三郎よりエジソンの方が偉い」から始まる四百字詰原稿用紙一枚を朗読した。 そこにはエジソンの幼い頃から電球の発明まで、如何に偉いかを書いていた。 *----------*-----------* 【城の崎にて】 *----------*-----------* 【参照】 『 小僧の神様・城の崎にて 』 志賀直哉著 新潮文庫 平成25年2月25日 80刷
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ここに『 城の崎にて 』を読んだ高校一年生の感想文の抜粋がある。 「 私はときどき自殺を考えるが、作品を読んで、みんな生きること、 その限界の中で精一杯生きることを考えているのだと思い、なにか恥かしくなってきた。」 「 動物の死を通して、その逞しい生命力を私達人間はもっと見習うべきだと思う。」 凄い! としか表現のしようがない。 どうしてこんな大人びた感想文が、高校一年生で書けるのだろうか。 いや、こんな感想文しか書けないなんて、可哀想に! *----------*-----------* 【城の崎にて】 *----------*-----------* 【参照】 『 小僧の神様・城の崎にて 』 志賀直哉著 新潮文庫 平成25年2月25日 80刷 |
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ネット上で『 城の崎にて 』の記事を拾い読みしていたら、時間を忘れた。 『 YahooJapan知恵袋 』『 goo知恵袋 』などで、学生と思しき人達が質問していた。 例えば 「我慢できたら五週間くらいいたいものだと考えて来た」とありますが、 一体何を我慢するのか、分からないので教えて下さい。 偶然に死なかったが「気分は静か」で「落ち着いた良い気持ちがする」と書かれていますが、 どうして、気分が穏やかなのでしょうか? 至急お願いしたいのですが・・・「死に対する親しみ」を感じたのはなぜですか?教えてください! 「とくに影響」とは、何に影響するのか、「両方」とは、どの二つを指しているのか、 いくら考えても理解できません。 話の中で自分の作品の『范の犯罪』が出てきますが、なぜ自作をここで引用したのでしょうか? いや、いや、勉強になるもんですねえ。 本当に。 こんな疑問、ちっとも浮かばなかった。 これに対する回答が、また、面白い。 具体的内容は割愛するが、「こんなことも解らないのか?」と罵倒気味の酷い回答者がいるかと思うと、 「テスト範囲なのですが、全文理解できないので、ご教授願う」と丸投げの剽軽な質問者に、丁寧に長文で解説する親切な回答者が現れるのだから、飽きない。 *----------*-----------* 【城の崎にて】 *----------*-----------* 【参照】 『 小僧の神様・城の崎にて 』 志賀直哉著 新潮文庫 平成25年2月25日 80刷 *----------*-----------* 【参照:Web上の質問】 |
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小学校の頃、勉強を休んで遠足となると嬉しくて仕方なかった。 なんであんなに愉快だったのだろうか。 早く来週にならないか、早く明日にならないか、と待ち遠しかった。 昨日の3月26日も、前々から指折り数えていた。 『 棋士米長邦雄名言集 』の発売日だったからだ。 午前中に書店に飛び込むこと3軒。 店員に尋ねるも取扱いなし。 夕方、2km離れたショッピングセンター内の書店へ、雨の中徒歩で出向いたが、徒労だった。 そして、今朝、大阪梅田の大型書店で、漸く手にした。 最近はネットショップで本を購入する人が多くなったが、それは本の値打ちが既に解っている場合。 値打ちが定かでない本は、書店での立読みに限る。 にも拘らず、町の小さな本屋の店主は、立読みしているとハタキで追出そうとする。 困ったものだ。 胸の鼓動が大きくなるのを堪えながら、ページを捲った。 立読みだけで帰ろうなどと言う魂胆は、毛頭なかった。 気に入れば、勿論、買う気だった。 しかし、この本には、 惚れ込んだ名言が数少なかったのなら、その数少ない名言に大部のページを割いても構わなかった。 あるいは、肉付けする話題が無いのなら、全名言を網羅して事典風にしても良かった。 どちらかと言うと、私は後者を期待していた。 弟子なら、米長の書斎へ出入りさせて貰えただろうし・・・ 実に、残念だ。 出版社から乞われて、腰を上げたにしても、この内容は、お粗末だ。 *----------*-----------* 『 棋士米長邦雄名言集 人生に勝つために 』 著者:伊藤能 出版社: マイナビ 平成26年3月26日発売 |




