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この前深夜に吐下血の患者さんの緊急内視鏡のため,大学に呼ばれました.胆嚢癌術後再発の患者さんが,十二指腸潰瘍出血していました.深夜3時には終了し,いったん帰宅しました.それはさておき…
以下は,みなさんの批判を覚悟で記します.
深夜1時,大学に車で向かう途中に,飲酒運転の検問をしていました.私はその日の夕食時にビールと焼酎を飲んでいましたが,時間も5時間ほど経っていて,すっかり冷めていました.もちろん検問もパスしました.
駆けつけた同僚の一人は,検問には遭遇しなかったものの,やはり自宅で夕食時に焼酎を飲んでいたそうです.
私たちは検査終了後に話し合いました.タイミングが悪ければ,酒気帯び違反で捕まっていたかもねと…
私たちは少数チームなので,待機を当番制に出来るほど人数がいません.言うなれば,毎日待機のようなものです.しかし実際には,数ヶ月に1〜2回程度の呼び出し回数しかありません.だからそれ程負担には感じません.
私たちは大学の正規職員でないため,日常診療に対する給与ばかりでなく,緊急の呼び出しなどの超過勤務に対しての報酬も一切支払われません.タクシーを利用しても,タクシー代も自己負担になります.
インターン制度と何ら変わりないと思いますが,しかし金銭的な問題は,今までも医師が必要経費を自己負担してきた訳ですし,すぐには変わらないでしょう.それを今さら,とやかく言うつもりはありません.いわばボランティアのようなものですから…
それよりも緊急招集された際の集合に仕方が,今後問題になるように思います.数ヶ月に一度あるかないかの深夜の呼び出しのために,自宅で晩酌も出来ないようでは,この仕事に就く人がいなくなってしまいます.
飲酒していた場合,飲酒運転を回避するために,バスやタクシーなどの交通機関を利用するのが現実的な選択肢だと思います.しかし深夜にタクシーを捕まえるのは容易ではありません.そういった問題を解決するために,大学は夜間緊急呼び出し時の交通手段として,タクシーを自宅まで派遣するとか,委託タクシー業者と契約するとか策を至急講じて欲しいものです.
そうでなければ,いくら私たちが飲酒運転をしたくなくても,強いられる場面にいつか遭遇することでしょう.だって救急疾患は朝まで待ってくれないし,救急要請を医師が集合出来ないという理由で断るわけにはいかないのだから…
私は飲酒運転をしたくありません.どうすれば良いのだろう?
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常にとことん飲めない状況はお察しいたしますがやはり飲んだいじょうは乗らない方が良いと思います。捕まるからではなく、あわてて駆けつける時に事故る可能性がより高くなると思うのです。飲んでいない家族に送っていただくか、やはりタクシーの無料乗車券のようなものを病院から頂くようにした方が良いと思います。
2006/9/19(火) 午前 7:06
過酷な日常ですから、家に帰ったら”一杯!”わかります。緊急呼び出しで経費が自分持ちリスクも自分持ちでは、割が合いませんね。う〜ん。難しい問題だあ〜うちも人事ではありませんから。娘の所も僻地ですので、婿殿は研修後飲み会とかがあるんですが娘も送っていって帰りまで待機だそうです。医者が一人しかいない村では、泊まってくる訳にもいかず。かといって、町まで片道50分ではタクシー代も。新米ドクターですから、生活がかかってますから(笑)緊急呼び出しは、タクシー派遣して欲しいですよね。
2006/9/19(火) 午前 9:51 [ mik*ty*ove6* ]
私も内視鏡勤務の時は、5日に1回待機があって(殆ど呼び出されてました)大好きなビールが、5日間のうち1日は飲めない辛い日々でした。 待機以外はフリーですから先生方と違って楽でしたがね‥。ウチの消化器Dr.も少人数ですから、先生と同じですね。出来る事なら、病院支給のタクシー券と送迎車が来てくれれば問題ないんですけど。そういえば、一度タクシーで向った時、5000円かかって泣きたくなった時がありましたっけ‥
2006/9/19(火) 午前 10:20
なんとか、ご自身で運転せずに病院へ行ける手段を作らないと、いろんな不幸が生まれそうですよね。今までその問題提起をする人がいなかったことの方が不思議ですよね。
2006/9/19(火) 午前 10:34
お疲れ様です。仕事が終わってからの1杯は、ホントに幸せなのでそれを奪われたら仕事する気が起きなくなるかも・・・。その点、病棟の看護師は、勤務終了とともに飲みます。深夜明けで、ビールをというのがあたりまえです。「だって、普通の人の、アフター5でしょ」が、先輩の口癖です。Drは、飲んでるのにコールがなるのがあたりまえですから。可愛そうです。
2006/9/19(火) 午後 7:45 [ - ]
お疲れ様です><お酒もゆっくり飲めない状況辛いですね;;自分も、同じく何時緊急呼び出しが来るか分からない状況で働いていました。それも呼び出されるのは殆んど深夜でした。しかし、行かないわけにもいかずに、眠たい目をこすりながら行っていました。飲んでしまった時は、飲酒運転だと思い費用がかかりますが、公共機関利用して行ってました。(自己負担ですよ;;)
2006/9/19(火) 午後 8:14 [ sio*sa*asa*a1*0sx ]
ankozundaさん,ご指摘のとおりだと思います.病院は利潤を得るのが大変な状況で,経費のかかることはやらないでしょうね.もしも現実に飲酒運転の医師が事故を起こし,運転の理由が「緊急業務へ向かうためだった」というような事件が起きて,社会問題になれば話は別かも知れませんが…
2006/9/20(水) 午前 4:48
YOMOGIさんのような意見は当然です.昨今の飲酒運転は自分だけでなく,他人に迷惑をかけていて,許すわけにはいきません.社会人としてあるまじき行為だと思います.飲酒運転の解決策は,タクシー代などの交通費用を安くする事だと思います.タクシーに気軽に乗れれば,誰もわざわざお酒を飲んだ後,運転しようとは思わないでしょうから…
2006/9/20(水) 午前 5:03
mikityさん,もっと言えば仮にタクシーで駆けつけたとしても,酒臭い医者が診療をしても良いのかという問題になると思います.究極的な解決策は,諸外国や日本の病棟勤務の看護師のように,完全なターンオーバー制にすることだと思います.そうすればオンオフはっきりして,呼び出されることはまず無くなりますからね.
2006/9/20(水) 午前 5:10
abcさんも待機の辛さがおわかりですか…結局日本の医療現場では,替わる人間がいないのが現状だと思います.地方や僻地になればその傾向は一層強まり,待機をした人間でないと分からない,あのストレスで心身ともに参ってしまう…本当に早急に医療従事者を増やさないと,勤務医総倒れになりますよ,ホント!
2006/9/20(水) 午前 5:17
examinationさん,医療の世界には昔からの惰性で現在に至る,未だに解決に至らない諸問題が山積しています.まずは何が問題なのか議論することから始めないと,いつまで経っても何も変わらないと思います.あなた方が医師になるときには,もう少し働きやすい環境にしたいです.
2006/9/20(水) 午前 5:22
ゆみさん,私たちは手術の後,あえて水分を口にしません.仕事が終わった後の,あの一杯をおいしくする演出です…いずれにしても私たちの仕事はストレスフルなので,その発散をちゃんとしないと,翌日の業務に影響しかねません.オンオフ切り替えて,パーっと行きましょう!
2006/9/20(水) 午前 5:28
シオンさんは透析担当だから,夜間に緊急の透析やCHDFの準備などで呼ばれることもあったのではないでしょうか?医療従事者にとって緊急呼び出しはdutyかも知れませんが,でも金銭的な援助はして欲しいですよね.ボランティアじゃないんだから…
2006/9/20(水) 午前 5:33
こんにちは、医療関係者の現実を垣間見たような気がします。 そうですよね、ドクターでも仕事が終われば普通の人ですもの、お酒だって飲みたいですよね、でもタクシー代を病院側が負担しないは初めて 聞きました。 すべてのドクター、ナースが飲酒運転にならないよう、仕事が少しでも円滑にいくよう陰ながら祈りたいと思います。 今後の課題とさせてください。
2006/9/22(金) 午後 4:27
奥様に頑張っていただくしかないようですね。私は主人の送り迎え、2時3時まで起きて待っています。飲酒運転で捕まったら仕事が出来なくなっちゃうので・・・
2006/9/22(金) 午後 6:36
この問題もあまりに日本的ですよね、こういっては悪いのですが、呼び出すほうも呼び出させられるほうも、なあなあでやっていますよね。アメリカだとこんな事はありえません。現状を変えようと思ったら、ことの是非をはっきりと決めないといけないのではないですか。結果として、飲酒運転で事故を起こしてしまってからでは何の解決にもならないと思います。この際、はっきりとするべきではないですか。かってな事をいいました。あくまでも私(アメリカン)の考えです。日本ではそぐわないかもしれません。
2006/9/23(土) 午後 5:46
めいきょさん,私たちの労働時間をまじめに計算すれば,週100時間になるでしょう.そういう過酷な労働の中で休息を取らないと,返って仕事面でマイナスに働くと思います.新人ママが赤ちゃんに頻繁に起こされて,育児ノイローゼになったりしますよね.医者も病んでしまいます…
2006/9/23(土) 午後 10:16
こうちゃんママさん,ありがとうございます.この記事は,特異な状況設定であることをご理解下さると助かります.私は,一旦オフになったのに,再度仕事に呼び戻される職業を,医者以外に思い浮かびませんでした.また家族に依存するのは?です.まだ独身だ,居ても一緒に飲んでしまった,奥さんが運転出来ない,また子供が小さくて離れられないなど,送迎不可能な医者の家族も多くいます.
2006/9/24(日) 午前 2:01
Sandyさん,ERをたまに見ますが,米国は確かにはっきりしている印象ですね.前のコメでも書きましたが,米国のような完全ターンオーバー制は,一つの解決方法だと思います.残念ながら日本の勤務医は,変に社会から追い込まれているため,NoをNoと言えないのが,実情です.
2006/9/24(日) 午前 2:05
2006年か。2017年です。
心中お察しします。サラリーマンですが似たようなことありますので。
でも、そもそも、検問に引っかかるような状態で、仕事しいいのかって言う問題ですな。
日本は飲酒禁止にするしかないのか。
世の中は、だれかの仕事で成り立っている。
2017/2/3(金) 午後 7:55 [ kenichi.shibuya ]