フランスはストが多いと聞きます.私がフランスに発つ10日ほど前に,フランス国鉄とパリ市交通局組合がスト突入したと報道がありました.
私が渡仏している時には,まさかストは無いだろうと思っていました.ところが…
前日に何気なくJALのホームページを見ていると,何とエールフランスの客室乗務員組合がストをするため,エールフランスとの共同便が欠航になると出ていました.私の搭乗便はエールフランスとの共同便では無かったので,支障はありませんでしたし,実際には成田でもシャルルドゴール空港でも混乱はありませんでした.敢えて言えば欠航便から振り替えた人がいたため,機内はほぼ満席でした.
それとシャルルドゴール空港からパリ市内までは,エールフランスバスを利用しようと思っていたので心配でしたが,バスは正常運行していて,これも取り越し苦労に終わりました(笑)

一昨日再び,フランス国鉄のストが報じられています.これにより欧州の新幹線とも言われるTGVが運休するそうです.
実は今回の旅の最後の楽しみとして,TGVに乗ってモンサンミッシェルへ行くことを企画し,指定席(全席指定)を予約購入していました.ストのニュースを知って,渡仏中にストが無くて本当に良かったと,改めて胸を撫で下ろしました(笑)
 ツアーなどであれば添乗員がいるので心配無用でしょうけど,オールセルフの場合,ストにも注意しなければならないという新発見が出来たことは,今回の旅の収穫でした.
フランスでは今でもいろいろな組合がストをするそうです.ストによって市民の生活に影響が出るのは必死ですけど,ストをしてでも現状の生活を改善してやろうという国民気質のようなものを垣間見たような気がします.日本ではそう言った組織への抵抗をほとんど見なくなりました.この前,プロ野球機構がストをしたのが新鮮に映りましたから…
来年度の予算の答申で医療費削減が取り上げられています.この医療崩壊の最中,医療関係者も体を張って訴えないといけない日(学生紛争の発端はインターン制度の問題だった)が,再び訪れないとも限りません…
(まぁ,医療関係者のストなんてあり得ないか(笑))
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医療関係者のストと言えば、依然韓国の医師会がストライキした事が、ありましたね。日本の医師会は、この前の参議院選挙では、分裂したし、当面政治的な力運動は、できないでしょうね。
2007/11/16(金) 午前 5:52
フランス人は悲観的な国民性(現実を斜に構えて見がち)というのは以前から言われていましたが、最近の調査で平均的なヨーロッパ人よりかなり悲観的という結果が調査でわかったそうです。"過去の政権が起業精神や運命は努力で変えられる、ということに目を向けず「不安をあおろう」としたことはあったかもしれない"と、昨日たまたま買い求めたNewsweekにフランス財相(女性)の話があったのを思い出しました。スト(サボタージュ)は国民性の問題も関係していそうですね。
2007/11/16(金) 午後 11:28
ankozundaさん,日本の医師会頼みでは到底無理でしょう.昔の農協や日教組のような一種の圧力団体のように,政治家へプレッシャーをかけないとダメですね.しかし既に社会に医療の崩壊が迫っています.抜本的改革をしないと,英国の二の舞になると思います.私はそれしか解決法がないと思います.
2007/11/19(月) 午前 5:17
OCOさん,今回のストの発端は,年金に関するモノだそうです.ですから単なる国民性の問題では片づけられないような… むしろ日本も年金崩壊状態なのに,スト一つ起こらない状態の方が,むしろ私には不健全に思われます.つまり日本国民は,政治に対し諦めてしまっています.民主主義の末期的状況だと思えば,まだフランスの方が健全に映ります.ストは困りますけどね(笑)
2007/11/19(月) 午前 5:23
せんべいさん、こんにちは。やはり問題解決策にすぐさま"スト(サボタージュ=知っていて害をなす)"を選ぶというのは国民性の問題かと(苦笑)。"国に頼らず国を支える"といった考え方が出来ない(日本でいう公務員体質でしょうか)というのもあるかもしれませんね。
以前ある故医師の本を読んだ医療従事者の方が「30年以上も前に現在我々が直面している問題をするどく指摘されており驚きました。」とコメントを残してくださいました。いつの時代にも社会を鋭く洞察し"明日"を読む力を持っている方がいるのに、耳を傾けれないのは本当に残念なこですね。悲観的な考えは良い未来を生みません。ストより、自らトップのように自己マネジメントをし、自分の周りから変えてゆくのが必要なのかもしれませんね。今のフランス(特にパリ)は、ある業界がすぐに国民のせいにし不安をあおるのと似ているようにも思えます。両方に必要なのは、不安を希望に変える発想かもしれませんね^^。"ピンチはチャンス"古い体制・体質を変える絶好のチャンスだと思うのですが(苦笑)。そう言えば"サボタージュ"系ではなく「大学病院革命」という本がでていましたね。
2007/11/19(月) 午後 3:25
昔、日本医師会は、保険医返上しましたよね。あの時の医師会長の息子さんとか、そんなこんなの二世の方たちが、幹部になっていますもの、医師会がストなんて、有り得なーい!!と思うのは、私だけ?
2007/11/19(月) 午後 9:49
TGV、私も乗りました。
私がフランスにいったときは、国立の施設がストをおこしていました。
ルーブルに行くのを楽しみにしていたのに、ダメか・・と残念に思っていたら、
私がフランス入りした翌日にストが解かれ、無事いくことができました!
ちなみに、そのときの旅行では、ドイツ→スイスに向かう途中のバスで、
運転手の居眠り運転のせいで、危うく大事故になるところでした・・
乗客のほとんどは疲れて寝ていましたが、私はバッチリおきていたので、すっごく怖かった@@;
そんな状況になのに、運転手にとってはバスのミラーが壊れたことの方がショックだったようで、半泣きし、呆れ果てました。
海外旅行にいくと、日本との文化の違いを色々体験しますよね。
価値観や常識、国民性は、ほんとに国によって大きく異なりますね。
2007/11/21(水) 午前 8:21
OCOさん,確かにフランスの国民性は,ネガティブに語られることが多いようです.でも国民性がストを起こすわけでは無いと,私は思います.ニューヨークのブロードウェーでも,先日ストが解除されたようです.また歴史的な考察をすれば,日本の農民が一揆を起こした事は有名ですし,かの有名なローマ帝国では,国民の不満を和らげるためコロッセオで格闘技を催したと… 国家の政策によって,全ての国民を満足させることは出来ないから,不満を持つ集団はアクションを起こす.それがクーデターなのか,内腺なのか,ストなのか… そしてそれを圧力や暴力で押さえ込むのか,民主的に解決するのかで国家の在り方が見えてくると,私は思います.ストもせずに(行動も起こさずに)文句を言っている方が,私にはネガティブに映ります.結局,スト一つ取っても,いろいろな捉え方があるということですね. TBありがとうございました.
2007/12/9(日) 午前 5:42
masakoさん,日本医師会は名前だけの組織です.私は入っていません(笑)学生紛争で不利益を被った医師達が,現在教授になったり組織の幹部になっているので,少なくともそういう人達がリタイアしないと,おっしゃるようにストは起きないでしょうね.
2007/12/9(日) 午前 5:43
ぴぃすけさん,TGVは1等に乗ったのですか?私は2等だったので,狭くて大変でした.でも1等だと結構値段が違うので,やむなく2等に… <海外旅行にいくと、日本との文化の違いを色々体験しますよね。
価値観や常識、国民性は、ほんとに国によって大きく異なりますね。 >私もそう思います.そういう異文化に触れたいために,私は海外に出掛けるのだと思います.
2007/12/9(日) 午前 5:43