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潮音禅師が開山となった寺は、全国に二十余ヶ所と云う。
その最後に開山した寺は、滋賀県坂田郡上野の「伊吹山松尾寺」である。
この寺は、弟子の「秀水元固」和尚が興したものだが、
名神高速道から伊吹山を望んだ
潮音禅師が、隠元禅師の二十三回忌法要で黄檗山に登った帰りを待って、
秀水元固が、寺に迎えて開山に奉ったものである。
この事について、
『潮音禅師年譜』の元禄八年(1695)の条を見ると、
「 ・・・ 秀水固(秀水元固)は、曾て伊吹山松尾寺を闢(ひら)き、
師を請うて開山に奉る。輿(こし)を留めること五日、
山記一篇、併びに十景詩を賦し 額聯(額字と聯字)を大書した。
山頂に登って弥勒(みろく)の石像を礼し、
舟を買って竹生島に詣で偈を述べ、・・・ 云々」と、ある。
潮音禅師年譜にある一条
潮音禅師はこの年八月二十四日に、
次に留錫した、濃州小屋名(岐阜県関市小屋名)の萬亀山臨川寺に逗留中、
旧病が再発し、六十八才で亡くなってたのであるが、
その三ヶ月前に、標高千三百七十七メートルの伊吹山頂に登り、
そこに祀られてある、「弥勒菩薩の石像」をお参りし、
又、琵琶湖に浮かぶ「竹生島の弁財天」に詣でている。
「人生七十年、古来稀なり」の時代に、随分無理している。
今月二十四日は、潮音禅師の三百十七回忌になる。
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