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儂のブログを見て知ったと云う御仁が訪ねて来られた。
県立高崎高校の教師と云われたが、名前は直ぐに忘れてしまった。
高校の校庭に、井上工業の元社長、井上房一郎さんの母校に築いた、
「指月庭」と呼ぶ庭園の一画があるが、
説明に、「潮音禅師の、『指月夜話』に因なんで命名した」と、あるが、
その『指月夜話』について知りたいと云うことだった。
『指月夜話』は、潮音禅師が館林の萬徳山広済寺の方丈の右辺に、
亭を構え、扁して「指月」と呼ぶとその年譜にあり、
此処で書き始めたものといわれるが、大半は黒瀧山隠棲後に書かれている。
徒弟を指導するための随筆集的なもので、
内容は、仏教は勿論、神道、儒教、道教、旧事本記大成経迄百般に及び、
四文字題で、千数百項目、全七巻というものである。
原本は、鎌倉の松ヶ丘文庫に所蔵され八巻あるが、第三巻が重複している。
『指月夜話』の原本 鎌倉松ヶ丘文庫所蔵 写本は何部かあって、黄檗山の文化殿等で見られる。
その内容は、ブログに潮音禅師を語る上で何度も引用させて貰っているが、
潮音禅師研究の第一級資料であることは間違いない。
松ヶ丘文庫の前館長 古田紹欽先生の話では、
鈴木大拙先生が、昭和の初め、神田の古書店で購入されたものと云う。
「山門外持ち出し禁止」と書かれている。
今日の呟きはこの位にしておこう。
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