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【正満 英利】2012/8/21 永眠 もう更新は、御座いません

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 儂のブログを見て知ったと云う御仁が訪ねて来られた。
 
 県立高崎高校の教師と云われたが、名前は直ぐに忘れてしまった。
 
 高校の校庭に、井上工業の元社長、井上房一郎さんの母校に築いた、
 
 「指月庭」と呼ぶ庭園の一画があるが、
 
 説明に、「潮音禅師の、『指月夜話』に因なんで命名した」と、あるが、
 
 その『指月夜話』について知りたいと云うことだった。
 
 『指月夜話』は、潮音禅師が館林の萬徳山広済寺の方丈の右辺に、
 
 亭を構え、扁して「指月」と呼ぶとその年譜にあり、
 
 此処で書き始めたものといわれるが、大半は黒瀧山隠棲後に書かれている。
 
 徒弟を指導するための随筆集的なもので、
 
 内容は、仏教は勿論、神道、儒教、道教、旧事本記大成経迄百般に及び、
 
 四文字題で、千数百項目、全七巻というものである。
 
 原本は、鎌倉の松ヶ丘文庫に所蔵され八巻あるが、第三巻が重複している。
 
イメージ 1
          『指月夜話』の原本  鎌倉松ヶ丘文庫所蔵
   
 写本は何部かあって、黄檗山の文化殿等で見られる。
 
 その内容は、ブログに潮音禅師を語る上で何度も引用させて貰っているが、
 
 潮音禅師研究の第一級資料であることは間違いない。
 
 松ヶ丘文庫の前館長 古田紹欽先生の話では、
 
 鈴木大拙先生が、昭和の初め、神田の古書店で購入されたものと云う。
 
 「山門外持ち出し禁止」と書かれている。
 
 今日の呟きはこの位にしておこう。
 

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