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今日は久しぶりに東京に行って来た。
まあ、杖を頼りに一日がかり、と云ったところ、それも付添いが居てのことだった。
目的は日本橋高島屋で開かれている、
「隠元禅師と黄檗文化の魅力」を参観のためだった。
「韋駄天立像」や「華光菩薩像」は以前に観ていたが、
今回は陳玄興の「十八羅漢の図」が特に観たかった。
塔頭万寿院所蔵で、揃って見られることが無かったからだ。
陳玄興は長崎に居た中国人で
、岐阜の小松寺、館林の広済寺、黒瀧山不動寺と、潮音禅師に従って禅を学び、
延宝八年(1680)には、居士として印可を授けられている。
黒瀧山では、群馬県の重要文化財となっている
「七師七友の図」を画いているし、
浅間普賢寺蔵の「潮音禅師の頂相」を画いている。
陳玄興については後日ブログで紹介したい。
展示会場は、他にも書画、仏具、煎茶具等と、
黄檗文化の魅力を伝えるものばかりで眼を見張った。
会場の一隅に煎茶席が設けられていたので入席してみた。
床には売茶翁の横物が掛けてあった
「不離当処常湛然 (当処を離れず常に湛然) 八十六翁高貧士遊外」とあつた。
これは『証道歌』の句である。
盛り物は春蘭と霊子で、「蘭秀芝英」と題していた。
茶碗は平安秋峰作の草魚紋と、高野清鳳のシルクロード紋と、
どれもこれも立派な物ばかりだつた。
久しぶりにいいものを観、いいものを味わった
儂の小さな旅だった。
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