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南牧村には幾つもの不動様が 祀られている、
その代表格が「黒瀧山の不動明王」で、
ほかに「大塩沢の不動尊」 「威怒牟畿不動」 「雁の岩の不動尊」 「滝の沢の不
動尊」等が、村内に祀られてある。
黒瀧山の不動明王は、その姿が金色に輝いているので、
一般に「金躰不動明王」と呼ばれているが、
儂の思うところ、金剛界、胎蔵界の両界の不動で、
「金胎不動明王」とするのが正しいのではないかと考えている。
寺伝では、行基菩薩(668〜749)の作と、
その真偽は判らないが、
潮音禅師が、この山を開く(1675」までは、
「黒瀧泉」(神龍滝)の脇にある大洞窟(天女窟)の中に安置され、
「黒瀧の不動」と信仰されていた。
黒瀧不動明王の納まった佛龕
潮音禅師が延宝三年(1675)の秋、黒瀧山を開山し、
黒瀧山に禅堂を建てると、その中尊として禅堂に移されたもので、
洞窟には弁財天を祀り、洞窟を「天女窟」と呼ぶことになった。
『潮音禅師語録』を見ると、
「 ・・・ 不動明王は、古老の相伝えるに行基菩薩の彫刻するところなり、
年代深遠にして朽壊殊に甚だし、維歳延宝五丁巳年(1677)仲夏(五月)、
監院高源及び檀護の市川円慶、小柏一灯、白石了源等修造荘厳するに
善を尽し美を尽す ・・・云々」とあるので、
開基の人達によって痛みを修復され、禅堂の中尊として安置したことが判る。
この時、金色の姿に修復されて、「金躰不動明王」としたのか知る由が無い、
貞享三年に、小柏一灯と、嫡男の一柱が仏龕を喜捨した。
以来この仏龕の中に納まり、十二年に一度の酉年に開扉し開帳している。
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