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高齢者の異変発見 ⇒ 介護から看護への情報の良い伝え方
この書庫の INDEX
・「鳥肌が立っている(震えている)」 ・「食欲がない」
・「目やに(眼脂)が多い」 ・「汗が出ている」
・「転んでいた、転んだ」
・「口や身体が臭い」 ・「体重が増えてきている」 ・「元気がない、活気がない」 ・「体重が落ちてきている」
・「声がかすれている」 ・「意識がない」 ・「反応が鈍い」 ・「関節が腫れている」
・「言葉がもつれる」
・「動きが鈍い(麻痺がある)」 ・「紫斑がある」
・「足の間がじくじくしている(爪が汚い、もろい)」 ・「むくみ(浮腫)がある」 ・「床ずれ(褥瘡)がある」 ・「排尿の回数が少ない(排尿が出ない)」 ・「排尿の回数がやけに多い」 ・「苦しそうに呼吸している」
・「唇の色が悪い」 ・「皮膚にでもの(ぶつぶつ)がある」 ・「便の色がおかしい」 ・「便秘で苦しそうにしている」 ・「お腹が痛そうにしている」
・「胸が苦しそうにしている」 ・「下痢をしている」
・「顔色が悪い」 ・「顔が赤い」
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★異変の伝え方
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介護の現場って、看護と上手に連携をすることで
もっともっと介護の質を向上させていくことができるように思っています。
高齢者の異変を発見したときにどのように看護に伝達するか。
その第一歩について書庫にしてみました。
もっともっと介護の質を向上させていくことができるように思っています。
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「鳥肌が立っている(震えている)」
ときのヒヤリングと観察ポイント
■初期情報を把握するための介護のヒヤリング
○○さん・・
・寒くはないですか?
・いつから震えているのですか? ・ご気分はいかがですか? ・痛いところや苦痛はありませんか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鳥肌が立つのは寒さから身を守るため。
毛穴の根元には「立毛筋」という筋肉があり、寒さを感じた時は
「立毛筋」が縮み毛穴をふさぎ体温が逃げにくくする。
人は体毛が少ないので毛穴の盛り上がりが目につく。
心理的な原因もふくめしっかり観察を行い正確に看護に情報を伝達しましょう。 ■看護と連携しておこなう原因追求のための観察ポイント
安易に介護だけの判断で「寒さ」と先走らず
看護からの指示や連携のもと、心理的な要因や周辺状況などの情報収集をすることも大切です。
①寒そうにしていないか?
⇒発熱の前に悪寒(寒気)がくることが多い。 ②痛そうにしていないか? ⇒腹痛や頭痛はないか、確認する。 ③気分が悪そうではないか? ⇒吐き気やだるさなどがないか、確認する。 ④怒っていないか? ⇒興奮、怒り、恐怖の時にも鳥肌が立つ場合がある。 |
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「食欲がない」 ときのヒヤリングと観察ポイント
■初期情報を把握するための介護のヒヤリング
○○さん・・
・いつから食欲がないのですか?
・吐き気、下痢、便秘、腹痛などはありませんか? ・口の中が痛くはないですか? ・熱っぽくはないですか? ・間食を食べすぎたということはないですか? ・食事を飲み込めますか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 食事が進まない、食事の残量が多い、食事の速さがいつもより遅い・・ ということは高齢者にはよくあることです。 また、それらは体調以外にも様々な環境要因によって影響されることがあります。 (室温、介助の人、周りの雰囲気・・・) 食べたくないのか、食べられないのか、一番大切なことをしっかり確認し できればその原因などもヒヤリングを行い正確に看護に情報を伝達しましょう。 ■看護と連携しておこなう原因追求のための観察ポイント
決して介護だけの判断で先走らず
看護からの指示や連携のもと、的確に情報収集することが大切です。
※食べたくない
①体調はどうか? ⇒発熱、下痢、便秘、胃腸疾患がある。 ②生活意欲の低下がみられないか? ⇒うつ状態。難聴。 ③雰囲気はどうか? ⇒難聴、視力低下などによるコミュニケーション障害。 ④運動不足になっていないか? ⇒1日中ゴロゴロしている。不規則な生活。 ⑤好みに合っているか? ⇒好みの食事が出ない。 ⑥薬の影響はないか? ⇒薬による胃腸障害など。 ⑦うつ病やストレスはないか? ⇒うつ病は意欲の低下を起こす。 興奮、怒りなどのストレスや生活の張りがなくなることも原因になる。 ⑧脱水症状は見られないか? ⇒倦怠、微熱などが生じて意欲がなくなる。 ※食べられない ①脳卒中、呼吸器障害がある。 ⇒麻痺、嚥下障害がある。 ②口腔の問題はないか? ⇒入れ歯が合わない、歯が痛い、歯周炎がある。 ③胃腸疾患がある。 ⇒胃炎、腸炎、下痢などがある。 ④ひどい便秘になっていないか? ⇒吐き気やお腹の張り、腹痛などが併発する。 |

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「目やに(眼脂)が多い」 ときの
ヒヤリングと観察ポイント
■初期情報を把握するための介護のヒヤリング
○○さん・・
・目が痒くありませんか?
・まぶしくありませんか? ・目をだいぶこすりませんでしたか? ・目をさわろうとしませんでしたか? ・涙がだいぶ出ませんでしたか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 目が開けにくくはないか、眼瞼部に目やにが溜まっていないか 涙目になっていないか、などのチェックで看護に伝達できる情報を正確に把握しましょう。 ■看護と連携しておこなう原因追求のための観察ポイント
決して「たまたま・・」と介護だけの判断で安易に考えず
日常との異変に関してはこまめに看護に報告をしましょう。
異変の情報収集と看護への正確な伝達も「介護」の重要な役割の1つです。
①充血している。
⇒結膜炎の可能性。眼科医の診察。 ②まぶしい、痛い。 ⇒流行性結膜炎(俗に言う『はやり目』)の可能性。 ③涙が出ている。 ⇒鼻涙管が詰まっている。 慢性的になっていなければ眼科医受診で鼻涙管を通してもらえる。 ④手で目をこすっていないか? ⇒癖でこするならやめさせる。かゆくてこする場合は眼科医受診で目薬。 ⑤ドライアイになっていないか? ⇒涙が少なく、目が乾燥する。 ⑥麦粒腫になっていないか? ⇒いわゆる『ものもらい』。治療が必要。 |
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「汗が出ている」 ときのヒヤリングと観察ポイント
■初期情報を把握するための介護のヒヤリング
○○さん・・
・いつから汗が出ていますか?
・熱くはないですか? ・ご気分は悪くはないですか? ・水分は十分に摂れていますか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 汗をかいているかどうかは、顔を見ただけではなかなかわからない。 手を握る、額に触る、肌や脇の下に触れる、などの観察が必要。 熱感や検温などにより発熱の有無も確認し看護に伝達できる情報を正確に把握しましょう。 ■看護と連携しておこなう原因追求のための観察ポイント
決して「たまたま・・」と介護だけの判断で安易に考えず
日常との異変に関してはこまめに看護に報告をしましょう。
異変の情報収集と看護への正確な伝達も「介護」の重要な役割の1つです。
①いつからか?
⇒高齢者の場合、急に汗ばむというのは、興奮、恐怖、不安などの心理的要因も少なくない。 ②熱があるか? ⇒風邪などの感染症が原因の可能性が高い。 ③気分が悪い、だるい。 ⇒まず、発熱や感染症を考える。吐き気や腹痛も要確認。 ④外傷性の痛みはないか? ⇒腹痛や打撲、関節痛などの痛みが強くても発汗する。 ⑤冷汗が出る。 ⇒痛みや苦しみ。さらに、低血糖の場合も考えられる。 ⑥環境的な要因は? ⇒着過ぎや室温の上げ過ぎ。(適切に調節) ※多量の発汗 ⇒運動や労働、高温多湿などによって多量に発汗した場合は脱水に注意。 真水よりもナトリウムなどを含むスポーツ飲料やコーンスープ、昆布茶 などを飲ませる。 スポーツ飲料やスープはカロリーもあるので、糖尿病の高齢者にはコップ に小さじ1杯程度の食塩を加えての提供を考える。 |



