海原慎吾(Kaibara Shingo)のBLOG

夢は待っているものではなくて、自分からつかみにいくものだと思います。

★ユマニチュード

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ケアの目的

◆その人に適したケア
 
・ケアを行うときには、その目的が次の3つのどれなのかを明確にしておくことが大切です。
(「ユマニチュード入門」より)
 
さまざまな段階(レベル)の利用者さんを同時にケアする場合、個々に設定されているはずのその「目的」をきちんと把握しながら、それぞれの目的に合わせたケアを細部にわたり実践するというのは意外に大変なことです。しかし、このことの実践が「ケアの質」であるという考え方もあります。
皆様を「平等」に、という「平等」の考え方に、チームでぜひ掘り下げて考えていかなくてはならない部分ですよね。
 
・健康の回復を目指す
 例)肺炎の治癒・・・
 
・現在ある機能を保つ
 例)脳梗塞の麻痺が進行しないようにする・・・
 
・最期まで寄り添う
 例)回復を目指すことも、現在ある機能を維持することもかなわないとき、出来る限り穏やかで幸福な状態で最期を迎えられるように、死の瞬間までその人に寄り添う・・・
 
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ケアスタッフとは?

◆利用者の生活環境の一部
 
・ケアスタッフとは?
 
意味を調べると次のように書いてあります。
「利用者に介護サービスを提供する介護従事者」「介護にかかわる職業全般のこと」・・・
 
・利用者さんにとっての「ケアスタッフ」とは?
 
これも、ある書物には次のように書かれていました。
「利用者の生活を支えるスタッフ」「利用者がその人らしく生活することをサポートする人」・・・
 
先日、ユマニチュードの講義を聴きに行った時に次のようなお話がありました。
 
・ケアする人(ケアスタッフ)とは
 ケアを受ける人(利用者)の生活の環境の一部
 
ケアをする側の人は無意識のうちに「ケア」という仕事を「ケアをする人」を中心の見方をしてしまいます。
「ケアを受ける人」を中心に考えれば、我々ケアスタッフはその人の生活環境の一部です。
認知症の周辺症状は環境に左右されるとよく言われます。あえて私たちケアスタッフもその「環境」の一部という考え方をしてみると「利用者」の視点でのケア、ケアの質を考えるときにいつもと違った考え方をすることができるかもしれないですね。
 
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イブ・ジネスト氏のお話を聴いてきました。・・・・講演会「ユマニチュード」
東京大学のIHS(多文化共生・統合人間学プログラム)の「認知症と高齢化社会」の一環で実施された公開授業。
本を読んでもいまひとつピンとこなかったところが少し具体的に整理できたような気がしています。
やはり、文字より言葉ですね。ありがとうございます。
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強制的なケア

強制的なケアを日々受けていると感じている人の認知機能はますます低下し、症状は厳しさを増していきます。
そうなっていく患者・利用者を介護スタッフは「問題のある人」あるいは「問題行動」などと言うようになってはいませんか。本当に「問題」なのは、患者・利用者さんのほうでしょうか。
優しくしてあげたいと思いながらも、それが実際にはできずに「拒否」などによってジレンマを感じ、やがて自分自身の中にそのストレスを蓄積してしまう事・・・ひょっとすると、よくあることではないですか。

※イラストは「ユマニチュード入門」(医学書院)
 
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介護の現場では、相手のためになっていると当然のように日々やっていることが、実は相手の能力を奪う事でその人のためになっていないということが実はたくさんあるのではないでしょうか。できているつもりが、実はできていないこと・・・そのことをまず「知る」ことが大切だと思います。
転倒リスクの高い人に、転ばないように長時間椅子に座っていることを強制していませんか。そのことにより、その人の「立つ」「歩く」という能力を奪ってしまっていないでしょうか。

※「ユマニチュード入門」(医学書院)より
 
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