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■認知症の高齢者に接するときに「笑顔」が効果的な根拠
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 〜 介護の時は笑顔を忘れないで 〜 (2008年10月24日 中日新聞夕刊) 認知症で記憶力が衰え、誰の顔かを思い出せなくても、顔の表情から喜怒哀楽などの感情を読み取る力はあまり低下しないことが認知症介護研究・研修大府センター(愛知県大府市)と国立長寿医療センター(同)の調査で明らかになった。
介護現場で患者と心を通わせる際の介護する人の「笑顔」の重要性がデータで裏打ちされた。
調査は昨年度までの2年間、60歳以上の認知症高齢者32人と、同年代の健常者63人を対象に実施。有名人の写真を見せ、名前や職業を問う「顔同定」や、笑った顔や怒った顔などの写真を見せ、その人の感情を問う「表情認知」の正答率などを測った。
顔同定では認知症の軽度、中等度の各グループの正答率が33%、22%と、症状が進むにつれ下がったのに対し、表情認知は96%、86%と、健常者とあまり差が開かなかった。
国立長寿医療センターの中村昭範・脳機能再生研究室長(48)は「認知症が進んでも、表情から気持ちを察する脳の仕組みは失われにくいことが分かった」と分析。笑顔の人を見ると自分までほほ笑んでしまうなどの現象が「ミラーニューロンシステム」と呼ばれる神経ネットワークの働きによることが最近の研究で判明しており、今回の調査が「認知症高齢者にもこの機能が保たれていることを間接的に示す結果となった」と指摘する。
介護現場で、言葉や記憶に頼るコミュニケーションが難しくなっても「介護者の笑顔が相手を幸せな気持ちにし、しかめっ面はその逆の効果をもたらすことを知っておくことは重要」と話している。 |

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