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◆エビリファイとは(エビリファイ錠とは)
エビリファイ(エビリファイ錠)とは、主に統合失調症の治療薬として利用されている非定型抗精神病薬(DSS)です。気持ちをおだやかにする作用があります。(第3世代抗精神病薬)
エビリファイ(Abilify)の主成分は、アリピプラゾール(Aripiprazole)で、脳内でドーパミンが過剰に放出されている際には遮断薬として抑制的に作用し、逆にドーパミンが不足している際には、ドーパミン作動薬として刺激する方向で作用します。(ドーパミンD2受容体パーシャルアゴニスト)
セロトニンに対しても、同様に調整的に作用することが判明しています。(セロトニン5-HT1A受容体パーシャルアゴニスト、セロトニン5-HT2A受容体アンタゴニスト)
この結果、気持ちの興奮や不安感を沈静させ、停滞している心身の活動を改善させる作用が発現します。
この作用から、統合失調症だけではなく、強い不安感、緊張感、抑うつ、そう状態等、様々な精神症状に応用されています。
さらに、統合失調症で発現する、幻聴、幻覚、妄想等を抑制し、現実を正しく認識し、思考や感情をコントロール出来る様、改善します。
これらの作用は、アリピプラゾールにより、神経伝達物質であるドーパミンを調整することで可能にしています。
適応症は、以下の通りです。 ・統合失調症
(応用として) ・うつ病 ・神経症 ・パニック障害 ・躁うつ病 エビリファイの適応症として、2009年に、アメリカのFDAは、自閉症児の癇癪を抑制する作用を承認しました。
尚、現在、国内では、新規効能として「双極性障害における躁症状の改善」について承認申請中です。(2011年1月)
エビリファイは、大塚製薬から販売されています。
エビリファイには、以下の種類があります。
・エビリファイ錠3mg
・エビリファイ錠6mg ・エビリファイ錠12mg ・エビリファイ散1% ・エビリファイ内用液0.1%(3mL分包) ・エビリファイ内用液0.1%(6mL分包) ・エビリファイ内用液0.1%(12mL分包) ◆エビリファイ副作用(エビリファイ錠)
エビリファイのさらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。
エビリファイの主な副作用には、不眠、イライラ感、そわそわ感、手のふるえ、筋肉のこわばり、頭痛、めまい、食欲不振、体重減少などがあります。
重大な副作用には、以下のものが報告されております。
・高血糖、糖尿病性昏睡(異常にのどが渇く、
多飲、多尿、食欲亢進、多食、脱力感、 もうろう、意識がうすれる) ・低血糖(力の抜けた感じ、ふるえ、さむけ、 動悸、冷や汗、強い空腹感、頭痛、不安感、 吐き気、目のちらつき、イライラ、眠気、 ぼんやり、脱力感、けん怠感) さらに重くなると、異常な言動、けいれん、 昏睡(意識がなくなる) ・悪性症候群(Syndrome malin) (急激な体温上昇、筋肉のこわばり、体の硬直、 飲み込みにくい、発汗、ふるえ、 意識がはっきりしない) ・遅発性ジスキネジア(頻回なまばたき、 口の周辺がピクピクけいれん、口をすぼめる、 口をモグモグさせる、舌のふるえ) ・麻痺性イレウス(食欲不振、吐き気、吐く、 激しい腹痛、ひどい便秘、お腹がふくれる) ・アナフィラキシー様症状(蕁麻疹(じんましん)、 全身発赤、顔や喉の腫れ、息苦しい(ゼーゼー)) ・横紋筋融解症(手足のしびれ・けいれん、 手足に力が入らない、筋肉痛、歩行困難、 赤褐色の尿) ・痙攣(けいれん)(めまい、頭痛、ふるえ、 手足のしびれ感、筋肉のぴくつき、意識低下、 全身けいれん) ・無顆粒球症、白血球減少(発熱、喉の痛み、 口内炎、咳、だるい) ・肺塞栓症、深部静脈血栓症(突然の息切れ、 胸の痛み、手足の痛み・はれ・むくみ・しびれ、 急に視力が落ちる、視野が欠ける、目が痛む。) 上記の様な症状が見られた場合、速やかに医師へ連絡してください。
これ以外の副作用には、下記のものがあります。
・錐体外路症状(指や手足のふるえ、体のこわばり、
つっぱり、ひきつけ、よだれが多い、 目の異常運動(正面を向かない、上転)、 舌のもつれ、じっとできない、そわそわ感、 無表情、うまく歩けない) ・不眠、眠気、神経過敏、不安、頭痛、めまい ・食欲不振、吐き気、便秘 ・口が渇く、便秘、目のかすみ ・立ちくらみ、動悸、不整脈 ・体重減少、プロラクチン低下、生理異変 ・肝機能障害 ・アカシジア(じっとしていることができない) ・振戦(手足の震え) ・不安、筋強剛 ・不眠症 上記の副作用のうち、体重減少は、糖尿病発症のサインになる場合があります。
さらに詳細な想定症状につきましてはこちらをご参照下さい。
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★薬学知識
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