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本堂正面より昇段、入堂する。 式衆、導師、そして御講師と続く…。 ▲▲ 登礼盤に先立ち、勝林院開基・寂源上人御影前に額ずき焼香する。 ▲▲▲ 登礼盤させて頂くことの有難さを感じつつ、本尊「証拠の弥陀」と対峙する…。 10月19日の大逮夜法要に先立つ日中法要は、我が宗門に伝承された「節談説教」が行われた。 演目は勝林院にちなむ、 元祖法然と天台の学匠・顕真法印との論義をテーマにした『大原談義』である。 説教が始まる前に行う勤行は、現行の「十二礼(じゅうにらい)作法」に準じた法要が勤められた。 当初、日中は説教が中心となるため、法要は最小限にとどめるつもりではあったが、 やはりそれなりの声明を中心とした法要をすべきであるとの意向から、 作法立ての法要を行うこととしたのである。 式衆は4名と小規模ではあったが、体裁はしっかりした法要なのだった。 『十二礼』を中心とするも、最初に唱える総礼頌(そうらいじゅ)は先請伽陀に替えて、 最後の回向は「六種回向」(←クリック)とし、 文中にある「見真大師 伝灯諸師」を「寂源大徳 伝灯諸師」と読み替えた。 これは魚山の師僧の曰く、法要の趣旨によって祖師の尊名は随時変更あるべしとの口伝による。 そんなことを書き付けてはいるが、感慨無量であったのは浅学非才の私が、 日中法要の導師を務め、「証拠の弥陀」の尊前で卑しくも登壇させて頂いたのは、 まことに勿体ないことこの上なかったのだった…。 以て、緊張はしたものの、何故か気持ちは快かったものである…。 ほんの40分に満たない法要ではあったが、私にとっては本当に有難いものだった。 魚山に参内し梵唄声明の手ほどきを受けて7年が過ぎようとする、 まだまだ若輩の域を出ない私であるにもかかわらず、 たまたま「一千年紀」の勝縁に出会わせて頂いたことの不思議を思う…。 「十二礼作法」に引き続き、いよいよ「節談説教」が始まる。 通常、噺家が座るような高座が設えられるが、 勝林院では常設される皆高座(問答台)を特に用意し、御講師に登って頂いた。 御講師は大阪からお越しで、噺家のような気質は大阪人ならではと、大いに笑わせて頂いた。 「節談説教」は聴く者の情念に訴えかける…というスタンスがリアルに伝わってきた。 奇しくも、生で節談説教を聴聞するのは初めてだった。 約1時間強2席の説教は、全く時間を忘れさせてくれたのだった…。 敢えてここでは、つまらぬ批評は回避しておこう。 何よりも「百聞は一見にしかず」である、チャンスがあれば是非とも生で聴聞して頂きたい。 ▲
終了後、本堂前で記念撮影♪♪ この日は日中・逮夜と三河からバス1台を貸し切って御同行(おどうぎょう)が来て下さった。 これまた、私にとっては有難さこの上なかったのである…。 以上、2013年10月19日撮影 (カメラ・天納聖佳)。 |
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