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伴侶動物の活性化リンパ療法の未来

人間でも動物医療で現在<LAK療法>も<CAT療法>も導入されている。ガン末期の小動物から培養するに足る血液を採取することとは難しいかもしれない。既に血液中に癌の異型細胞が出ていたら培養によるリスクが考えられ、癌を増殖して体内へ戻してしまう危険があるので、避けるようにしているのが殆どだと思う。
T細胞を培養する場合には、特定の癌にしかターゲットを絞れないし、リンパにも形がある。つまり患者本人から採取されたリンパは、かなり絞り込まれた攻撃力を持つと言う事だ。NK細胞使用の<LAK療法>の場合は、ターゲットになる癌細胞を特定しないので、NK細胞の同じドナーからの<活性化リンパ>の提供があれば培養リンパを作る事は可能な筈だ。人ほど白血球の形が細分化されていなくて、その上特定の癌細胞のみに適合しなくて良いのであれば、タイプが限られて来る。現在大きな獣医院では、輸血用のドナー登録を行っている所がある。同じく猫のリンパNK細胞のドナー登録、或いは常にNK細胞の培養液のストックを常備できるようになれば、伴侶動物の癌の発見が遅れても怖くはない。

活性化リンパ療法の広がり

実は、活性化リンパ療法の技術は、獣医師なら簡単に習得でき、培養器具さえあれば直ぐにでも培養は可能である。私は、常に色々な問いかけや、飼い主さんたちに知識を提供しているが、誰もが安心して獣医師さんに頼れることが望ましいと思っている。飼い主さんたちに喜ばれる事が開業獣医師として成功することだと思う。
近年人医療では、薬剤を処方する時には、厳格な基準が設けられ、副作用の危険の大きい薬剤は、症状が基準に達しなければ処方できなくなってしまった。そういった社会情勢で薬剤の新たな処分先としてペット産業としての獣医院がターゲットにされる事がないように祈って来た。かつてとは医療事情は違う。製薬会社も医療事情や不況の中で変わらなければいけない。かつて、米国では「病気を治す時代が去り、病気にならない援助をする」気風へと移行して行った。デジタルの普及で、フジフィルムは、様々なサプリへ業務を移行させた。白熱球の製造は終わりを告げ、LEDが普及し始めた。生き残りとは、世の移行を察知しニーズにどう対処するかだ。黒マグロの輸入の将来性に見切りをつけた輸入業者が養殖に方向転換したのも、同じく企業的な機転である。
動物用ワクチンは、卵ではなく、培養腎細胞から作られる時代である。リンパの形は、猫の場合は、タイプが人間ほど多様でないので、人間よりはたやすく製剤化することが可能ではないかと思う。地域の大きな獣医院で猫の各種リンパ培養がストックされて、街の獣医師に紹介してもらえるシステムが出来るのが理想だ。猫用の培養リンパが製剤となれば、人医療にも大きく貢献して行くことだろう。アジュバントワクチンの普及や猫白血病の感染などによりリンパ腫に罹患する可能性が圧倒的に多い猫の実態に、私は「活性化リンパ療法」の未来に期待している。

参考文献;Adobtive immoteraphy to lower postsurgucal recurrence rate4s of hepatocellular carcinoma:a randomised trial,p802〜P807,THE LANCET Vol.356・September2,2000
     「活性亜リンパ球療法を実施した腫瘍罹患犬10例」p383〜
387日本小動物獣医学会会誌62
     「獣医療におけるがん免疫療法の可能性」p6〜14獣医療に関する総合誌CAP、October2007
     「活性化自己リンパ球療法を試みた犬の5症例」P15〜22CAP,Ooctober2007
     「諦めないガン治療」金雄一監修・遠涼子著 ブレインキャスト発行


御参考までに、人の癌治療最前線の活性化リンパ療法病院等HPから
癌と免疫(http://www.meneki-up.jp/cancer/contents05.html
癌免疫療法の全て(http://meneki.im07.net/2006/10/lakcat.html
抗腫瘍活性化リンパ球移入療法(東京慈恵会医科大学)(http://www.akiba.gr.jp/tcp/ly-LAC.htm#抗腫瘍活性化リンパ球移入療法の副作用
「高活性化NK細胞療法」と「活性化リンパ球療法」とのちがい(http://www.menekiclinic.jp/meneki/highnk/index.html
活性化自己リンパ球療法によるがん治療専門クリニック(http://www.hakusan-s.jp/
世界のがん治療最前線(http://www.seren-clinic.com/world/index.php
獣医再生医療研究会 http://vrma.jp/

情報や資料を提供して下さった獣医師・医師の方々、及び農学博士岡田邦彦様及び理学博士久保雄昭様に感謝いたします。

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