いろんなものからにげている。

救いはひとつもないけれど、だったら死ねば済むだけのこと。

こういう本があるよ

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彼氏が優しくしてくれればくれるほど、

「上っ面だろ…」
とか


「一発やりたいんだろ…」とか


「どうせこいつの言う未来予想図なんて全て実行予定なんざねーじゃん!」

とか思ってしまうのだが、
そんなことは今日はもういい!



柳美里「名づけえぬものに触れて」P.261〜262、
わたくしshortのコメント引用が掲載されております

て、初版見たらわりと前なんだけど…

『悲鳴をあげる身体』

めちゃくちゃ久しぶりに読書書庫更新です。

本日の一冊は鷲田清一の『悲鳴をあげる身体』。


著者・鷲田が、現代社会において引き裂かれた「自分の身体」についての概念を指摘し

もはや身体は社会的なものであり、個々人の所有物ですら無くなっている

という事実に警鐘を鳴らした一冊。





て、まとめていうと簡単だしつまらないのだが


実はこの本のなかでいちばん面白いのは、冒頭のプロローグ部分である。


この箇所での鷲田の指摘によると、
現代に生きる人間たちは
身体に深く浸透している知恵や想像力といったものがうまく機能しておらず、

それを癒すために『自分への暴力』をおこなう、という。
つまり自傷行為だ。



「気になることというのは、彼らが自分の体に負担をかけ続けることで
 自我の脱落という感覚を手に入れているという点である。
 
 自分を相手にしたこの取引において、彼らは自己の体への小さな暴力
 といっていいような無償の負荷―フィジカルな負荷―を
 自分から差し出すことによって、精神的な報酬を得ている。」


そうなのだ。


自傷行為はなにかから苛まれているこの自分の空虚を、確実に埋めてくれる。


何故だかは分からない。





付け足して言うと、私のここ2週間ほどの自傷行為は以下の如し。

・過食嘔吐

・破滅に直結するような暴力的とも言える連日のショッピング

・リストカット

・好きでもない昔の男に性交をせがむ

・とにかく壁を拳で殴る



…こうして書いてみるとやはり尋常でないね。(汗;


ただ、事実として、わたしはわたしの身体を全くコントロールできないでいる。

既に太ることも痩せることも、食べることも吐くことも

歩くことも、走ることも

わたしの意思とは全く別箇のところにある。





どうすればわたしはわたしの『からだ』を手に入れられるのだろう。


意のままにならないものは沢山あるのだから、せめて自分の身体くらい

自己の統制下においておきたい、だって他にはわたしには何もないんだから。

「美しいさよなら」

本日はわたくし鬱全開なのですが、
そんな今日の一冊は高田敏子の詩集『あなたに』。


母親としての視線から
家庭を主題とした詩で知られる作者だが
そんな彼女の作としては異色(だとわたしは思う)の、

『すすきの原』という一篇をご紹介。


この詩にいる高田敏子は、おそらく家庭人としての彼女ではない。
秋の野原で、心底ひとりきり佇んでいるのだ。

そして、一面のすすきの原に立つ高田敏子は
風にそよぐ無数のすすきの穂を、さようならの手に例えて
こう語る。



「ごめんなさい
 私はあなたに あのような
 美しいさようならを したでしょうか
 
 あなたにも あなたにも
 いつまでもああして
 手をふりつづけていたでしょうか」






さようならに美醜があるかと問われれば、おそらくあるに違いない。

ただ、美醜が別離の意味を何ら改竄するとは、わたしには思えない。


美しいさようならも、
醜いさようならも、
身が軽くなるさようならも、

後ろ足がべたつくさようならも、

口にすることでこの身を切り刻まれるような
血のにじんださようならも、


どちらかが切り出し、
それが現実化するのであれば
同じ、ただの、さようならだ。



そして
何かを選ぶのなら必ず何かを切り捨てなければならない
瞬間瞬間の選択の中に生きるわれわれにとって

井伏鱒二の「サヨナラだけが人生だ」というのも、
また正しいことなのだと思う。


破壊と再生がワンセットであるように

遭遇と離別はワンセットであって


生き別れにせよ、死に別れにせよ、
ひとは何かや、誰かと「この世の終わりまで」一緒にいることはできない。



だから大事なのは、
さようならの手をいつまでも振り続けることではなく
ましてやさようならを美しく演出することでもなく


「こんにちは」から「さようなら」までの間、
果たしてどれだけのことが二人のその手でできるか、ということなのだろう。


たぶんね。

午後、ここのところ疎遠になっていた母に電話をした。
やはり死にそうになった。

そもそも、死にそうになるから電話を控えていたのだということを
この人と話をする度に思い出すのだが、その時点では既に遅いのね。

2時間半くらい受話器を置いてくれず、
その間に私は完全に抑鬱発作を起こし、
仕方ないので電話を切ってくれるよう半泣きで頼んだ。
もうリストカット「1本行っとく?」寸前だった。


そんな本日の一冊は、一条和春著『月とノスタルヂヤ』。
対象年齢は、大人でも子供でもない年頃。


表題作も確かに印象深いのだが、
お勧めするのは冒頭作の『月光蘭燈』(げっこうらんぷ)。

テリー・ギリアム監督作品か?!と思うほど幻想的でありながら、
当時高校生だった(!)作者・一条和春の思想を吐露したストーリーである。


舞台は昭和初期の東京、
主人公の夏織は結核を病み、毎日をただ暗い自室で
白い着物の寝巻姿のまま過ごしている。

飼い猫のネネムを撫でるのと
たまに訪ねてくる大学生・冬樹とはり合うことだけが日課だ。

冬樹も、世話をしてくれるおばさんも「嫌ひ」「みんな嫌ひ」と悪態をつく夏織だが、
いちばん嫌いなのは、元気な同学年の女学生とは対照的に
貧相でみじめな、いつ死ぬとも分からない自分の体だった。


ある日冬樹が芥川龍之介自殺の知らせを持って来た折、
「甘ったれ」と、夏織は「自嘲」する。


人は生まれた時
「オギャー」と宣戦布告する
自殺は全面降伏だ

「そんな屈辱、耐へられぬ。だから同情してやらぬ」



(果たして産声が本人の意志としての宣戦布告で、
なおかつ生誕の時点で受理されうるものなのかは疑問だが、
確かに自殺そのものは全面降伏に違いない。

そもそも降伏して楽になりたいから「下りる」んだもの。
手首だって切った方が楽だから切るんだし)



その後やがてネネムは夏織の病気に悪いと殺され、
冬樹もバッタリと夏織のもとへ来なくなる。
夏織の病状は悪化し、ある夜、月が見たいと窓へ手を伸ばす――


「この線路に果てはあるのか
 停車駅はあるのか
 彼岸花は咲いたのか
 我々は敗けたのか

 ところで
 力尽きた時には
 月光ランプで
 照らしたって下さい

 きつと笑つてゐるでせう」



よぉく読まないと意味が分からない作品です。
自殺しようと思ったことが人生で一度もない人は熟読しても分からないかも、
なエンディング。

やや上級者向けですね。

嫌いです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



と、マトモな男性なら言うのだろうが
世の中には壊れキャラ好きな男も結構いるらしい。
(女もね)


例えば暗い過去を背負っていたり、
精神を病んでいたり、
「こいつと一緒にいると、そのうち破滅を見るな…」
と思わせるような、
異性の「欠落」した部分や、ダークな一面に魅かれてしまう人々。


今回は、こんな人々を引き寄せる「闇フェロモン」について
中村うさぎ氏が様々な角度から考察を重ねた一冊をご紹介。
(著作名は本記事名とほぼ同じ)




氏によると、この「闇フェロモン」にも種類があって
各々、名前がついている。


まずは、病弱系の女が放つ「青フェロモン」。

続いて、魔性系の女が誘発する「黒フェロモン」。

最後に、淫乱系の女が漂わせる「紫フェロモン」。



病弱系闇フェロモンの持ち主は、例えば往年のいしだあゆみ。

あと、『エヴァンゲリオン』の綾波レイなんかもそうらしい。


また、これらのフェロモン全て(病弱+魔性+淫乱)を持つ女としては
昼は一流企業のOL、夜は道玄坂で体を売っていた
かの「東電OL」がそれに当たるそうだ。


そう言われれば、確かに納得。。。



そして、こういう女に欲情する男たちは、自らも深く病んでいる
と中村うさぎは指摘する。


彼らの疾患は、肉体にではなく、魂にある。


その魂の「病み」こそが「闇」であり、


魂に闇を抱えた人間ほど、闇フェロモンに激しく感応するらしいのだ。



なるほど、病んだ魂は同様に、病んだ肉体を欲するのである。






ちなみに先日、男にこの本を読ませてみた上で
「どうかな?私、闇フェロモンある?」と訊いてみたところ、




「100%そうでしょ!他にないでしょ!!」





という回答をいただいた。




はぁ…。そうですか…。


嬉しいような嬉しくないような。。。。







・・・で、それは、青なの?黒なの?紫なの?!(笑

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