オン ザ ヒル 丘の上通信

代官山の小さなワインバー「オンザヒル」の日々をお伝えしたい。

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ディボースショー

コーエン兄弟の作品です。
 
コーエン兄弟は「ブラッド・シンプル」「バートン・フィンク」「ファーゴ」「ノーカントリー」など、
 
濃くて暑苦しい映画が多かった。イメージ 2
 
ボクは、あの暑苦しさが好きだった。
 
「ノーカントリー」は、ハビエル・バルデムが殺伐過ぎて、
 
さすがに、勘弁してーな、でしたが・・・
 
 
 
「ディボース・ショー」は、違います。イメージ 1
 
離婚でどちらが大金を手にするか、
 
騙し合いのラブ・コメディ、です。
 
しかも、ジョージ・クルーニー、キャサリン・ゼタジ
 
ョーンズという美男・美女の大物を使っています。
 
美男・美女を観ているだけでも、映画は楽しいもの
 
なのだ。
 
騙し合いが徹底しています。
 
お互いが、詐欺同然のことをしあいます。
 
   ちなみに、結婚詐欺のことを警察用語で、赤詐欺っていいます。
   白詐欺が、お金をだまし取ること。
   黒詐欺、青詐欺なんてんもあるそうです。
 
 
原題は、「INTOLERABLE CRUELTY 」
 
耐え難い残酷さ、という意味です。
 
でも、テンポが良くて、しかもハッピーエンドだから、
 
耐え難い残酷さ、という感じはしません。
 
アメリカのテレビ番組で、
 
「ディボースショー」みたいな、
 
つまり、離婚でどっちが悪いか、観客が決める、
 
そんな番組があって、それにヒントを得てつけた邦題のような気がします。
 
 
「ディボースショー」で興味深かったのは、プリナップという言葉。
 
婚前契約書、と訳されていました。
 
簡単に言うと、結婚をする前に結婚に関する取り決めをし、契約書にすることです。
 
契約書の内容は、複雑多岐にわたり、
 
たとえば、結婚しているときのお金の管理は妻か夫か、そのどちらが行うか、
 
そんなことまで含まれます。
 
       米国では20%以上がプリナップ( PREMARITAL AGREEMENT ・公正証書)を交わしている。
       フランスでは、25%以上。パキスタンでは、すべて婚姻時に婚姻契約しているとか。
       なんで、パキスタンだけ飛びぬけているのだろう?イスラム教と関係があるのだろうか?
       イスラムでは、夫が3度出ていけ、と言えば離婚が成立する?今度、調べておきます。
       
 
プリナップは、弁護士の腕の見せ所です。
 
「ディボースショー」の中でも、「うちの婚前契約書ほど完璧なものはない」とイメージ 3
 
離婚専門辣腕弁護士のマイルス(ジョージ・クルーニー)が、
 
マリリン(キャサリン・ゼタジョーンズ)に勧めるシーンがありました
イメージ 4
 
 
プリナップの一番大きな目的は、離婚した場合の、財産の分与です。
 
      なにせ、北米の離婚率は50%以上だとか。。
 
離婚した場合、アメリカでは、夫婦の財産を2等分する、というのが普通です。
 
と、いうことは、大金持ちになればなるほど、離婚で失う財産が大きくなる。
 
こりゃ大変だ。
 
離婚したときの金額を決めておかなきゃ。
 
みんな、こぞってプリナップを始めたわけです。
 
情報通によると、
 
トム・クルーズのプリナップに、ケイティ・ホームズが同意して、その額は$52ミリオン、だったとか。イメージ 5
 
$52ミリオンって、いったい、いくらよう。
 
 
それでも半分持っていかれるよりマシだ。
 
トム・クルーズは安く済ませた、という声がもっぱらのようです。
 
 
逆に、マドンナは、プリナップを、ガイ・リッチーとの間で結ばなかった。
 
      ガイ・リッチーは、2009年にロバート・ダウニー・Jrジュード・      ロウが主演した「シャーロック・ホームズ」の監督
 
2人の共有財産は5億2100万ドル(約527億円)。
 
資産の9割以上がマドンナ所有。                        何年か前、wowwowで、テレビシリーズ                                             ドーソンズ・クリークに出ていました。
 
年間所得、マドンナは7200万ドル、
 
ガイリッチーは3500万ドルで、半分しかない。
 
      ( 半分でもすごいけどねえ。)
 
このままいくと、全財産の半分が、ガイ・リッチーに行ってしまう。イメージ 6
 
そこで、
 
マドンナは、すご腕の離婚弁護士を雇います。
 
フィオナ・シャックルトン。
 
泣く子も黙る「鉄のマグノリア」というあだ名の弁護士で、
 
英国王室のチャールズ皇太子やアンドリュー王子のケースも手がけています。
 
つい先ごろ、ポール・マカートニーの離婚訴訟に際しては、
 
彼の妻に、法廷でののしられ水をかけられた姿が報道されたばかり、とか。
 
映画以上にハラハラドキドキします。
 
って、財産のないボクがハラハラドキドキしても、なんにもならんけどネ。
 
 
 
若くて、お金持ちになりそうな独身男女諸君、
 
プリナップという制度を忘れんように、ナ。
 
 
ま、としよりのおせっかいですけど。
 
あ、ちがった、ひがみ、でした。
 
<追伸>
ブリトニー・スピアーズの離婚のケースはこちらに詳しい

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