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池澤夏樹世界文学全集 Ⅲー02
ポーランド人作家によるルポルタージュ文学
1958年からのアフリカ各地の記録
昼間、息もできないほどの灼熱の太陽から逃れるため日陰にじっとしている、いつも腹をすかせている、旱魃、戦争、死から逃れるために都市に集まったその日暮しの人々、アフリカの人々にとってもっとも貴重な物は日陰と水
利己的な元の宗主国による介入・援助で私服を肥やすことに明け暮れる戦争成金と支配者階級と狂気の独裁者と民族問題、残虐行為、略奪、大量虐殺と繰り返されるクーデター
400年の奴隷貿易によって根付いた劣等感
絶えず訪れる旱魃、飢餓
湿度の高い熱帯林とそれに付随するマラリア、結核
恐ろしいヌーの群れ、ライオン、象
幹線道路ですら、標識、地名表示、方向指示、詳しい地図もなく、火事、洪水、季節、天候によって変化する、したがって、距離は時間であらわす
列車から駅に降り立つやいなや身ぐるみ剥がされたフランス人に残った物は、引き裂かれたシャツとスーツケースの取ってだけ
サハラのトゥアレグは定住農耕部族を襲撃し金品や命を奪う無頼放浪の民、滅亡途上にある
ソマリアの氏族一行の井戸への道中での砂漠における死
まず羊、山羊が死に、その次に子供が死に、女が死に、最後に男と駱駝が、日陰あるいは日陰と思い込んだところで死ぬ
アフリカに自らの言語文化はなく、動植物の名前すら的確にあらわせない
私はこれまで、第二次世界大戦終結から65年、何故アフリカの多くの国々はいつまでも援助に頼る後進国、発展途上国なのかと思っていましたがこの本を読んでその理由が少しわかりました
戦争を知らない平和ボケの私はアフリカに行きたいとは思いません、テレビの中だけで結構でございます、それほどアフリカは私にとって遠い所です。
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もっと住み易い環境が他にあるとわかっていてもその地を離れない、
子孫を過酷な環境の中にわざわざ残したいと思うのはなぜでしょう。
子供のころから不思議でした。
大人になってわかったのは、引っ越したくても引っ越せない事情があるということ。
そして、環境破壊が進んでいくとわかっていていても、そんなに捨てたもんでないと信じて、やっぱり子供を産んでしまうのでした。
理性や知性でなく、動物の本能で。
2010/9/13(月) 午後 0:16 [ - ]
らくだのひめ
大人になってわかったのは以下のあなたのコメントの意味がちょっとわかりません、何しろ私は、仕事が気に入らなければ辞め、住んでいた町に飽きたら引っ越し、気楽に生きてきた人間ですので。 親、先祖から授かった運のよいおかげで、このようにのんびり余生を過ごしております、終わりよければすべて良し、といったところでしょうか。
2010/9/14(火) 午前 11:24 [ 筋金入りの天邪鬼 ]
鍵のかかった内緒コメントが2個もありました
どんな人でも読むことができるブログ、不都合な真実は公開しない事、自分だけの大切な夢や未解決の問題も公開しない事が肝要です。
内緒の皆さん、夢を決してあきらめないでください!
2010/9/16(木) 午前 9:56 [ 筋金入りの天邪鬼 ]
終わりよければすべて善しを目指して。
日々めげますが、気持ち切り替えてがんばるわね。
ありがとう!!!
2010/9/16(木) 午後 0:05 [ - ]