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希望のまち東京in東部読書会第26回「柄谷行人の近代世界システム」
希望のまち東京in東部は2017年1月7日(土)、読書会第26回「ドナルド・トランプ」を江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。柄谷行人『世界史の構造』から「第3部 近代世界システム」を取り上げた。 ケインズ経済は戦争と福祉のセットである。ケインズ経済が上手く行ったように見えたのは戦争とセットだからである。教科書では世界恐慌後のニューディール政策を強調するが、それだけではなかった。官僚は自らの存在をアピールし続ける。官僚にとって政治家は自分達のスピーカーであれば都合がいい。 ヨーロッパの絶対王政と織田信長の政策が重なる。これは面白い。庶民には国家という意識がなかった。織田信長の政策はユニークなものではない。他の戦国大名も楽市楽座を取り入れていた。豊臣秀吉の刀狩も絶対主義の推進である。徳川家康になって絶対主義から転換したが、それで良かった。江戸幕府は間接支配であった。家康は東国から学んだことが多い。東国武士は開発領主であった。朝鮮通信使は儒教を学ぶ目的があった。先物取引は江戸時代の大阪が初である。手形も日本独特の商慣習である。これからの日本は江戸から学ばなければならないかもしれない。司馬遼太郎の影響で明治を持ち上げるが、クールな日本文化は江戸以前である。 信長は武士を土地から切り離した。これは明智光秀の謀反につながる。明智光秀は大変なインテリであった。織田信長はファッションだけでなく、ヨーロッパの社会知識を持っていたのではないか。安土桃山時代は文化的に豊かな社会であった。秀吉は唐入りで帝国を作ろうとしたのではないか。 ヨーロッパは帝国にまとまらなかった。外に植民地支配をしていたためか。王家の婚姻関係の氏族社会のように戻った感じである。ヨーロッパはキリスト教受容に際し、原始宗教を精霊としたのではないか。ケルトのキリスト教は当初、ローマ・カトリックとは別であった。 |
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