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滋賀県彦根市の滋賀県警彦根署河瀬駅前交番で2018年4月11日、男性巡査(19)が同僚の井本光(あきら)巡査部長(41)を拳銃で射殺した。巡査は拳銃を持ってパトカーで逃走し、12日未明に隣町の愛荘町で逮捕された。
巡査は「罵倒(ばとう)されたので撃った」と話しているという。巡査は2017年4月に採用され、2018年1月29日に同署へ配属されたばかりであった(「彦根警察官殺害 「罵倒されたので撃った」と逮捕の19歳巡査 警務部長「極めて遺憾」と陳謝」産経新聞2018年4月12日)。 このような事態に陥る前に回避するシステムが警察になかったことは問題である。交番内には防犯カメラがないのか。未成年に殺傷能力のある武器を持たせる警察にも問題がある。拳銃を携帯している警察官は本当に全員が適正な人材なのか。 警察のパワハラ体質を感じる。神奈川県警の警察官の拳銃自殺もパワハラが原因とされる。男性上司から「お前と組みたいやつなんかいない」 などと言われ、蹴るなどの暴力を受けたとされる(「<巡査自殺>「パワハラ原因」遺族が損賠提訴 横浜地裁」毎日新聞2018年3月13日)。 同志社大の太田肇教授(組織論)は以下のように指摘する。「警察は閉鎖的で上意下達(じょういかたつ)な組織で、ハラスメントなどの問題が起きやすい風土がある。(逮捕された男性巡査は)何らかの理由で耐えきれなくなって犯行に及んだ可能性がある」(「彦根警察官殺害 「個人の資質、警察組織に問題も」識者指摘 閉鎖的環境に警鐘」産経新聞2018年4月12日)。 巡査はパトカーを隣町の田んぼに乗り捨てた。巡査は車の運転免許は取得していたが、パトカーの運転資格はなかった。巡査はパトカーの乗り捨て後に拳銃を警棒や手錠などが付いたベルトごと外して捨てた。捜査員に対し、巡査は「どこに捨てたかわからない」と答えた。そこから大捜索が始まった(「採用間もない19歳の警官、拳銃携行に問題は 射殺事件」朝日新聞2018年4月13日)。拳銃には実弾が残っており、付近の住民からは恐怖の声が上がっていた(「まさか交番で…住民恐怖 滋賀、同僚発砲で警官死亡」京都新聞2018年4月12日)。 |
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2018年04月14日
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