東急不動産FJネクスト不買運動

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山田善二郎『決断 謀略・鹿地事件とわたし そして国民救援会』(光陽出版社、2000年)は警察など権力の人権侵害と闘ってきた人物の書籍である。著者の出発点は鹿地事件である。
著者は在日米軍組織キャノン機関のコックとして働いていたが、キャノン機関が反戦作家の鹿地亘氏を拉致監禁した事実を知る。キャノン機関は鹿地氏を協力者に仕立てあげるために、監禁し、尋問を繰り返していた。鹿地氏は1951年11月25日に神奈川県藤沢市で散歩中に行方不明になっていた。
著者は鹿地氏の救出を決断する。1952年9月に鹿地の監禁を伝える英語の怪文書が出回る。著者を保護した猪俣浩三代議士は12月5日に斎藤昇国家地方警察本部長官と秘密裏に会見して救出を依頼するが、拒否された。警察は国民を守ろうとしない。結局、新聞が監禁を報道した後に鹿地氏は釈放された。
著者は、その後は国民救援会の専従として活動した。本書の後半は国民救援会の運動体験のレポートである。神奈川県警公安一課の現職警察官による日本共産党幹部宅盗聴事件にも触れている。警察は犯行の隠ぺいと責任回避に汲々とし、本当に醜いものだったという。実行犯の現職警察官は理由を説明せずに国賠訴訟への出頭を拒否した。非を認めず、反省しない警察の体質である。警察官は自分より上の立場の人間には弱いが、自分より下に見る市民には強圧的に対応する。
『99.9 -刑事専門弁護士-SEASON II』はTBS日曜劇場のテレビドラマ続編である。2018年冬ドラマで高視聴率をとった作品である。脚本は宇田学、ノベライズは百瀬しのぶで扶桑社から小説が刊行されている。
コメディタッチであるが、司法の闇という深い社会性を描いている。コミカルに演出しながら、冤罪を生み出す日本の刑事司法の問題にメスを入れた。冤罪は誰にでも起こり得るし、一度でも自白してしまうと裁判で不利になることを伝えている。私も「#日曜劇場999」や「#刑事専門弁護士」のTwitterトレンド入りにささやかながら貢献したが、このような作品を広めることに意味を感じている。
ドラマには実際の冤罪事件を下敷きにしている内容もある。ドラマでは検察が、何が何でも被告人を有罪とするために訴因変更を行う。これは誰がどう見ても不合理であるが、現実の日本の刑事裁判で起きている。
今市事件では訴因変更によって検察が主張していた殺害場所が茨城県常陸大宮市の林道から栃木県か茨城県内とその周辺に拡大した。犯行日時は2005年12月2日午前4時頃から、1日午後2時38分頃から2日午前4時頃までに広げられてしまった(「犯人と決めつけ」救援新聞2018年4月15日)。
本作品にはグルメ作品としての要素もある。但し、グルメ作品としては感心できない点もあった。深山弁護士が出された料理にマイ調味料をふりかける点である。素材を味わう派としては感心できない。これはSEASON Iでは物語の展開上、必要な設定であった。その事件が終わったSEASON IIでは出て来なくなった。
もう一つは美味しい料理に対する深山弁護士の褒め言葉「普通で美味しい」である。最初は褒めているよりも、馬鹿にしているように聞こえた。しかし、人生が破壊される冤罪被害者にとって普通とは何よりも貴重なものである。逆に含蓄のある言葉になった。
滋賀県彦根市の滋賀県警彦根署河瀬駅前交番で2018年4月11日、男性巡査(19)が同僚の井本光(あきら)巡査部長(41)を拳銃で射殺した。巡査は拳銃を持ってパトカーで逃走し、12日未明に隣町の愛荘町で逮捕された。
巡査は「罵倒(ばとう)されたので撃った」と話しているという。巡査は2017年4月に採用され、2018年1月29日に同署へ配属されたばかりであった(「彦根警察官殺害 「罵倒されたので撃った」と逮捕の19歳巡査 警務部長「極めて遺憾」と陳謝」産経新聞2018年4月12日)。
このような事態に陥る前に回避するシステムが警察になかったことは問題である。交番内には防犯カメラがないのか。未成年に殺傷能力のある武器を持たせる警察にも問題がある。拳銃を携帯している警察官は本当に全員が適正な人材なのか。
警察のパワハラ体質を感じる。神奈川県警の警察官の拳銃自殺もパワハラが原因とされる。男性上司から「お前と組みたいやつなんかいない」 などと言われ、蹴るなどの暴力を受けたとされる(「<巡査自殺>「パワハラ原因」遺族が損賠提訴 横浜地裁」毎日新聞2018年3月13日)。
同志社大の太田肇教授(組織論)は以下のように指摘する。「警察は閉鎖的で上意下達(じょういかたつ)な組織で、ハラスメントなどの問題が起きやすい風土がある。(逮捕された男性巡査は)何らかの理由で耐えきれなくなって犯行に及んだ可能性がある」(「彦根警察官殺害 「個人の資質、警察組織に問題も」識者指摘 閉鎖的環境に警鐘」産経新聞2018年4月12日)。
巡査はパトカーを隣町の田んぼに乗り捨てた。巡査は車の運転免許は取得していたが、パトカーの運転資格はなかった。巡査はパトカーの乗り捨て後に拳銃を警棒や手錠などが付いたベルトごと外して捨てた。捜査員に対し、巡査は「どこに捨てたかわからない」と答えた。そこから大捜索が始まった(「採用間もない19歳の警官、拳銃携行に問題は 射殺事件」朝日新聞2018年4月13日)。拳銃には実弾が残っており、付近の住民からは恐怖の声が上がっていた(「まさか交番で…住民恐怖 滋賀、同僚発砲で警官死亡」京都新聞2018年4月12日)。
斎藤喜作『無実の人々とともに―松川救援から国民救援会へ』(光陽出版社、2002年)は冤罪事件や弾圧事件の救援運動に取り組んできた半生をまとめた書籍である。著者は国労中執委員として下山・三鷹・松川事件を経験し、その後は国民救援会で救援運動に奔走した。
警察の不当捜査への闘いとして、埼玉県警の尾行・張り込みを監視する民間パトロール活動(民パト)の事例がある。「埼玉県議選での聞き込み捜査では、民パトが訴えると、私服警官は隣町まで逃げて、ほとぼりが冷めたと思って戻ってくると、また民パトをかけた」という。
私は警察の捜査名目での人権侵害が古今を問わず、最も重大な人権侵害と考える。マグナ・カルタ(大憲章)がデュー・プロセスを定め、不当逮捕や財産没収を禁止したように警察権力の規制が法秩序の根幹である。私が出演する日本海賊TV『金八アゴラ』ではアングロサクソン法文化が批判されることがあるが、警察による人権侵害の規制という点では、むしろ日本はアングロサクソン法に学ぶところが大きいと考える。
日本海賊TV「共謀罪(テロ等準備罪)と著作権法」でも指摘したが、警察の捜査権濫用による人権侵害は現行法下で起きていることである。秘密保護法でも共謀罪でも繰り返されたことであるが、新しい法律が制定される時は大騒ぎして反対する左翼的な傾向には疑問がある。それでは個別的な現実の問題に対応できない。その意味で著者の活動は評価に値する。

サブリースの問題

マンション投資には空室リスクがあると説明しました。悪徳不動産業者の方も考えるもので、サブリース契約だから安心という勧誘をしてきます。サブリースとは一括借り上げ契約です。オーナーが不動産を業者に貸します。それを業者が一般の賃借人に貸します。オーナーはサブリース業者から家賃を受け取ります。空き室の場合もサブリース業者はオーナーに家賃を支払います。オーナーから見れば家賃保証になります。実際に「高い家賃を30年間保証する」などと勧誘する事例があります。
しかし、業者が同じ条件でサブリースを続ける保証はありません。「途中で家賃減額や契約打ち切りを迫られ、ローン返済に行き詰まるオーナーも少なくない」(「家賃減額、解約迫る…サブリース業者とのトラブル多発」産経新聞2018年4月5日)
「サブリース契約ではだいたい、賃料保証は最初の10年間、それ以降は2〜5年ごとに賃料の見直しをする条項が盛り込まれています」(「家賃は保証される? 地主が陥るサブリースの落とし穴」NIKKEI STYLE 2018年3月30日)。
最初の10年間さえ保証しないケースも出ています。サブリース契約を結んだ際、契約書には「家賃は当初10年間は不変」との記載があったにもかかわらず、リーマンショックによる経営悪化を理由に、10年未満で家賃減額を求められました(「レオパレス21が抱える、オーナーの集団訴訟を招く「火種」」ダイヤモンド・オンライン2017年9月7日)。
サブリースの空手形を信じることはとてもできません。契約した会社が倒産することもあり得ます。
現実に株式会社スマートデイズが運営する「かぼちゃの馬車」というシェアハウス投資で問題になっています。会社員らがサブリースでシェアハウス投資しましたが、2017年10月に突然家賃が減額され、2018年1月からは家賃が全く支払われなくなりました。「かぼちゃの馬車」は相場よりも高くオーナーに不動産物件を売却し、その金を不足する家賃支払いに回す自転車操業でした。
「被害者の会によると、スマートデイズの「かぼちゃの馬車」では、土地や物件の価格が上乗せされていたため、満室になっても毎月の返済資金をまかなえない事例もあったという」(「かぼちゃの馬車「通帳改竄」の動かぬ証拠」プレジデントオンライン2018年3月30日)
同じようなビジネスモデルのゴールデンゲイン株式会社のシェアハウスも2017年12月に家賃支払いが停止しました。このシェアハウス投資の問題はマンション投資と全く同じです。

森友学園文書改ざんと東急不動産だまし売り裁判
https://blogs.yahoo.co.jp/shouhishahogo/66016476.html
東急ハンズAmazon Echo不合格
https://blogs.yahoo.co.jp/shouhishahogo/66018544.html
東急大井町線の有料座席と6020系の迷走
http://blog.livedoor.jp/hayariki2/archives/2077359.html
東急電鉄の中期3カ年経営計画は不明確
http://blog.livedoor.jp/hayariki2/archives/2077348.html
中野相続裁判さいたま地裁5月11日
https://youtu.be/he9t6nAux9A

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