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実家に帰った。
嫁さんと息子と一緒に。 両親2人とも元気だった。 孫と戯れる2人の垂れ下がる目尻を見ると僕らも幸せになる。 本当に息子のパワーは絶大だ。 みんなで外食に行こうと車で出かけた。 親父の発案で駅ビルにある中華屋に行くことになった。 その中華屋は僕が子供の頃に家族で行った思い出のお店。 思い出と言っても苦い思い出。 頼んだ料理が中々来なくて 何回も催促しても来なかった。 堪忍袋の尾が切れた親父が店員にキレた。 北の国からだと 息子がまだ食べてる途中でしょうがぁ!! ですが うちの親父は さっきから言ってる料理が全然来ないでしょうがぁ!!です。 必死に止める母親。 ただただ恥ずかしくて下を向く僕とお兄ちゃん達。 遅くなったお詫びにビールを持ってきてくれてたが、親父は断っていた。 そのあと家で親父は 家族で外食来てるんだから 怒らないでとお袋にも言われていたし 僕らからも恥ずかしいからやめて!と言った。 親父は家族の為に怒ってくれたけど 結果家族に怒られていた。 そこまで裕福じゃなかったから 駅ビルで外食をするのは、僕らにとっては一大イベントだった。 親父からしても大きなイベントだったんだろう。 だからこそ、料理が来なかった事に腹が立ち、怒ってしまったんだと思う。 庄司家にとって駅ビル中華事件は記憶に残る大きな事件だった。 そんな話を駅ビルに向かう車中で話をして笑った。 歳をとった親父はキレる事もなく 大人しく料理は食べていた。 時が経ち、嫁さんと息子を連れて こうしてそこでご飯を食べれた事が 何だか嬉しかった。 家族は時にうざったくなったり、ダサく感じる時があるけど、やっぱり一緒にいると良いもんだ。 |

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