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先日の土曜日にマラケシュに行った。 幾つか用事があったが、最大の用事は王立劇場(テアトル・ロワイヤル)での音楽鑑賞だった。 土曜日にマラケシュに来てしまったため、私は金曜日に行われた演奏を聴いた。 会場は昨年より広い。余裕で椅子に座ることができた。 客のほとんどが欧州の人達だったが、モロッコ人もチラホラ。 んっ? なんだかイヤな予感がする。 この時はクラシックではなく現代風の小曲が数曲演奏されたが、 欧州アーティストがピアノ、バイオリン等を奏でて良かった。 演奏者達の技術に不安を覚えないので落ち着いて聴く事ができる。 ただし一つだけ・・・
演奏中にモロッコ人の携帯電話が大きく鳴り、しゃべってしまう。 業務用機材で演奏を撮影していたスタッフが会話する。 あり得ない。クラシック演奏会で常識外の事が起きた。 ケータイの電源は切っておくとか、スタッフならなるべく小声で話すとか、 そういうマナー・意識が無いのがモロッコという国である。 昨年同様に途中で退席するモロッコ人も多い。多いというかほとんどかも知れない。 その証拠に演奏が終わる頃にはモロッコ人の姿は殆ど見かけることが無かった。
★ ところで何故、エッサウイラのクラシック音楽祭を放棄してマラケシュに来たのか? それは・・・ さて開演は午後8時半だった。その2時間前、私は安宿で微睡んでいた。 その時、外で音がした。雨だった。突然の雷雨がマラケシュを水浸しにする。
実はマラケシュの王立劇場は観客席及び舞台の一部頭上が吹き抜けになっていて、天井が無い。 つまり野外演奏形式なのである。だから雨が降ると、 あひゃー(>_< となる。演奏中は雨が降りませんように。 てるてる坊主の用意は無い。 ★ 劇場に行く頃には雨は止んでいた。けれど何時再び雨に見舞われるか心配だ。 が、中に入ったらこれが杞憂であることに気が付かされる。
天候が良くないので、雨模様対策を施したのだ。 よかった、これで雨を気にすることなく鑑賞に専念できる。 さて今回は「カルメン」である。 (舞台がオシャレです) そう私がマラケシュを選んだ理由はオペラを鑑賞したかったからだ。 モロッコで是非オペラを体験したかった。 チケットのお値段は200DH(約2600円)。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれだろう。 モロッコの他の物価と比較したら飛び抜けて高い。 ホブス(小)が200個買えてしまう。 新聞なら80日間読む事ができる。 オレンジなら40kg分食べられる。 ただしオペラということで考えるなら安い。あくまで標準レベルならばという話だが。 今回は時間がそれ程遅れることなく、8時半過ぎに始まった。 出だしは誰もが聴いた事があろう有名なメロディーだ。 おっ、なんだ、これは・・・う〜ん、ほー、んんん、んう、うごげ、くう〜 ということで今回は前回聴いた時より随分と良く感じる。 ちなみに指揮者及びソリスト達のほとんどは欧州の客演であった。 オーケストラがあまり前面に出て来ていないためか、 歌唱、音楽、舞台が旨く混ざり、バランスがいい。 モロッコだからということで少し心配したが、これなら200DHはバーゲンセールだ。 日本で同様のものを鑑賞したら17000円以上はかかるとみた。 ¥0のエッサウィラ音楽祭を放棄して、 更に往復バス費用及び宿代まで払ってマラケシュに来た甲斐があった。 と非常に気分良く聴いていたのだが、、、
(次回へ続く・・・)
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となる。




