エッサウイラの風に吹かれて。。。

モロッコのエッサウィラに興味のある方、覗いてみて下さい。

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こちらに来てから甘いものを口にする機会がうなぎ登りに増えた。

例えばアチャイ
これは「ティー」のアラビア語であるが、飲む機会は実に多い。
職場で、、人の家にお邪魔した時、、カフェで隣の人に頂いたり、、
出先でのちょっとしたもてなし等、
人が出会うところアチャイあり、 といった感じである。


ミントティーだろうがアブサン(にがよもぎ)ティーだろうが、
ザァタル(タイム)ティーだろうが、それには砂糖が大量に入っている。

だから、アチャイは歯に悪いだろうなぁ、と思っている。
けれどつい飲んで
「ふぅ〜〜」
と一息ついてしまう。
これでなんとなく落ち着いてしまうのだから、
アチャイの魔力は相当なものである。


私は日本では甘い飲料などほとんど飲まなかった。
得意じゃなかった。
その私がこちらに来て変わってしまった。
甘いものが好きな人がこちらに住んだら、大変なことになるかもしれない。
オン・ザ・ロード・トゥ・ザ・糖尿病である。


お前は既に病んでいる・・・・・


ちなみにこちらでは無糖飲料の類は水しかない。
無糖烏龍茶や麦茶などのペットボトルは売っていない。
あれば売れそうな気が、、、
ほとんどしないか。
モロッコ人に、日本のティーに砂糖は普通使わないよ、と言ったら、
信じられないといった顔をしていた。


            ★


お菓子は、、、甘味系が主流である。

塩味系のスナック菓子は種類が少ない。
代表的なものは、以前紹介した「かっぱえびせん」ならぬ 「はなみえびせん」
それからポテトチップス。
あと、小売りのピーナッツ等を売る豆屋や屋台の茹で豆屋があるくらいか。

甘菓子は超がつく程甘い。
こちらには 「甘さ控えめ」 などという言葉は存在しない。
これでもくらえ!というくらいに甘い。


            ★


と、まあ、こんな環境なので、虫歯に対してはかなりの警戒が必要だ。
こちらに来て虫歯になる日本人がそこそこいると聞く。

モロッコ人はどうなのか。
笑っているモロッコ人をよく見ると、すきっ歯の人が多い。
あ〜あ、やっぱり。
甘党天国だもんね、モロッコ。

恐らく歯を蝕んでいる人は相当数いると思われる。
歯医者さんが結構あることでもなんとなく推測される。
ただし、ピカピカの歯の人もいる。


ほとんどのモロッコ人は大量の砂糖が入ったアチャイを日常的に飲用する。
だから虫歯の人が多いような気がしていたのだが、
少し考えて、矛盾があることに気が付いた。


もしアチャイが虫歯の主原因だとしたら、
モロッコ人のほぼ全員が虫歯になってしまうだろう。
そうなれば、国民は固いものが食べられなくなるので、肉が噛めない。
肉が噛めなければ、経済がガタガタになり、国は衰退していく。
歯無しで台無し。国破れてサンガリア。



以上は単なる詭弁であるが、、、
実際はそうはなっていないところを見ると、
アチャイに虫歯を防ぐ何かがあると思わざるを得ない。
茶に含まれるカテキンが虫歯の害を中和している?

ちなみに
砂漠などで仕事する人は水を余り飲まず、
水分のほとんどをアチャイで摂取しているらしい。
それがそこでの正統な水分の取り方である。


            ★


モロッコに来て歯抜けになってしまうことだけは避けたい。

だから歯磨きはまめにするように心がけている。
だが食後に磨くことができないこともある。

そんな時、便利なのが、この間メジナ内のお店で見つけた写真のもの。

自然の植物を使った爪楊枝みたいなものだ。
モロッコ人はこれを口に差して、もごもごと歯垢をとっている。

自然のものを利用しているのだ。
う〜む、素晴らしい。


             ★


以前、職場の人と食物についてお喋りした時がある。

彼がこんなことを言っていた。

「今は遺伝子組み換え食物のおかげで、1年中同じ食べ物が食べられる。
がこれはよくない。それぞれの食物を食べるのには適した時期があるのだ。
夏には水分補給できるように、水分の多い果物ができる。
冬には体を温かくする食物がたくさんできる。だから自然にできるものを
食べるのが一番だ」


全く同感である。
これは日本で言う「旬」の考えと同じだ。
自然が一番なのだ。
その流れに逆らうと、しっぺ返しがくる。


狂牛病がいい例である。
草食動物の牛に肉骨粉を食べさせるという
不自然なことをするから、おかしくなるのだ。

肉骨粉は自然の流れに乗っていない悪しきリサイクル品である。
本来なら廃棄すべきものを食物として利用してしまう狂った社会。
利潤追求の欲深人間がいて、救いようのない世界になっている。

遺伝子組み換え作物については、
そのうちいつかきっと人間への大きなダメージが表面化するだろう。


            ★


自分は今、普通の歯ブラシを使用している。歯磨き粉は人工のものだ。
それはナチュラルではない。

イスラム教の預言者ムハンマドは、木の枝を歯ブラシ代わりに使用していたらしい。
そういえば、メジナ内でも木の枝を葉巻みたいに口に差している人がいる。
ムハンマドの教えを忠実に実行している敬虔なイスラム教徒かもしれない。


自分もたまには木の枝で歯を磨きながら、
自然のことやムハンマドについて考えてみようと思っている。



写真:メジナ内の店にて。1個2DH(26円)。

珍しいモノ

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写真は日めくりである。

日めくりがモロッコにあるとは意外だった。
てっきり日本だけのものかと勘違いしていた。
でも、よく考えたら、日めくりって一体誰が発明したんだ?
ネットで調べてみたけどよくわからなかった。
まあ、どこの国でも存在するものとしておこう。

この日めくり、日本のモノと大きく異なるところがある。



一、ん?日付が3つ表示されているぞ。

上段は左側が西暦(太陽暦)、右側がイスラム歴(太陰暦)。
西暦622年7月16日がイスラム暦元年1月1日だ。

「2006−622=1384年だから、
暦のイスラム暦の1426年とあわないじゃないか!
この日めくりは、質がなっとらん!」

と怒りをぶちまける前に、ゆっくりと息を吸って〜吐いて〜。

実はイスラム暦は1年が354日だから、
1年で11日ほど西暦とのズレがでる。
暦を遡るほど両者がずれるので、単純な引き算では計算があわないのだよ、明智クン。


ところで右下の暦は何なんだ?
人に聞いたところ、どうやら農業用の暦らしい。が詳細は不明。
中段の小さい数字は全くわからず。

犠牲祭などの生活に密着した行事などはイスラム歴が基準である。



一、あれ〜?アラビア文字表記だ。


当たり前である。
  



一、1日5回のお祈りの時間が記してある!

左下の小さい数字がソレ。
6つあるが、上から2番目は日の出時刻だからお祈りとは違う。
その他の5つがお祈りタイムである。
ちなみに「分、時」の順序ですぞ。
(数字は左読み。アラビア語は右→左へ読むのに)

日めくりにもお祈りの時刻表があるとはね〜
恐るべしイスラム教。
  


一、日めくりの裏にはありがたい「お言葉」が書かれている。

日めくりだから毎日めくるのだけど、
なんと裏にはアラビア語でありがたい「お言葉」が書かれている。
コーランらしいが。

ある日の「お言葉」

「人を業火に導き、汚辱を与える。そのような正しくない行為に対しては
 誰も擁護してくれない」

私、別にアラビア語が読める訳ではありません。
たまたまフランス語併記されていたので。
その仏語も怪しかったりして・・・
まあ、こんな感じということで。


この日めくり、日本へのおみやげにいかが?
ただし、新しい年を迎える年末しか購入時期はないかも・・・
さて、お値段HOW MUCH?


10DH(約130円)也。



暦にも厳格なイスラムが深く入り込んでいるモロッコ。
まあ、イスラム国とはそういうものだろうが、
こういった国に住んでいる以上、宗教についての話題は避けて通れない。
いろいろあるのだが、その話はまた今度・・・・・
ところで、

「あなたの宗教はなんですか?」


P.S. 日めくりの発明者を知っている方、是非教えて下さい。。。

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