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国教
NGO人間のパテはその後二百年にわたって弾圧を受けた。パテたちの大量虐殺は世界百数十カ国で行われ、延べ数億人が「殉教」したと「人間のパテ世界統一公式サイト」は語っている。
どれだけ弾圧を受けてもメンバーの数は等比級数的に増え続けた。組織は《夢のミンチ》《パッション》《スカベンジャー》《レセプター》《肉団子》《屠殺天》《連雀の本地》など様々に名前を変え、社会のいたるところに根を張った。
パテたちの虐殺は罪にならないとする国々も多く、そこではストレスのたまった市民たちが日常的にパテたちを捕獲し、陵辱し、楽しみながら切り刻んだ。
おかげで社会的なストレスは解消し、犯罪件数は劇的に減った。戦争も標的となることを志願するパテたちの虐殺ゲームと化し、兵士や一般市民の戦争による死傷は激減した。
そのうち兵士に多くのパテたちが紛れ込むようになり、また前線での布教活動によってパテに改宗する兵士が急増したため、戦争そのものが衰退していった。そしてついに合衆国皇帝が自らパテに改宗したことを認めたとき、《人間のパテ》の弾圧は終焉を迎えたのである。
それから数十年後、帝国は《人間のパテ》を国教と定め、他の一切のNGOを異端として禁じる法律を施行した。パテたちは拷問、虐殺する側へと転じ、異端NGOに対する弾圧は苛烈を極めた。
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今夜の文を読み残す所でした・・・・
2006/7/1(土) 午前 0:02 [ ali*a*yai* ]
これ、短いけどけっこう重要な部分です。ばかみたいと言う人もいるかもしれませんが。(笑)
2006/7/1(土) 午後 0:12 [ shu*i*ha*a ]
難解であることに変わりないですが。なんとなくストーリーが変化していくのでしょうか?
2006/7/1(土) 午後 5:28 [ アマルフィー ]
実はもうこのあと最終章なんですよ。この章はこれまで語られてきたことを思いきり俯瞰して見たということなんで……
2006/7/1(土) 午後 9:03 [ shu*i*ha*a ]
こんばんわぁ。なるほど。それでここのところの展開がやっと読めてきました。
2006/7/2(日) 午前 0:16 [ アマルフィー ]