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女子マラソンの野口みずきがオリンピック直前になって入院したという。
体調不良でサンモリッツ合宿を早めに切り上げて緊急帰国、
病院で検査を受けているとのこと。
ニュースの特集などで、アテネのとき以上に超人的なトレーニングをこなしていると伝えられていたから、
故障さえしなければメダル争いはできると踏んでいたのだが。
故障は地雷みたいなものだ。
どんなに緻密な理論や経験を活かしてトレーニングをやっても、
それがどういう結果を生むか、最後の最後のところはわからない。
トレーニングとは身体の組織をいためることであって、
その損傷が回復したときに、超回復といって、前より少し強くなる。
その法則を利用して、トレーニングを繰り返しながら少しずつ身体を鍛えていくのだが、
回復力の限界を超えてしまうと、超回復せず、損傷が損傷として残ってしまう。
どこにその限界があるのか、コーチも選手も大体はわかっているのだが、
ぎりぎりまで行こうとすると、ついつい危険ゾーンへ踏み込むことになる。
そこに地雷が埋まっているのだ。
超人野口みずきも、ここ数年あちこち故障を経験してきたが、
大一番を前にして、またまた地雷を踏んでしまったんだろうか。
これが敵を欺くために藤田監督が考えた策略だったらいいのだが。
昔、ボクシングの輪島功一がまともにやっても勝てなそうな相手を欺くために、
風邪をひいたふりをして、まんまと防衛に成功したことがあったが、
藤田監督のまっすぐな人柄からすると、そんなことはしそうにないしなあ。
気になるのはニュースで、万が一野口が出場しない場合、
補欠をエントリーしていないので、土佐と中村二人しか出られないと言っていたことだ。
たしか、代表選考のとき、中村と同じチームの先輩・森本友が補欠に選ばれたはずだが、
正式エントリーで野口・土佐・中村を最終登録したときに、
森本の補欠はなくなったということだろうか。
森本はアイドルなみの可愛さなので、ひそかに応援していたんだけどなあ。
まあ、そんなことより、野口が超人的な回復力で無事出場してくれることを祈るべきなんだろうけど。
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