郡山城を出て、近鉄の線路を渡り、旧市街に戻って南へ歩く。
同じ道を通るのもなんなので、1本はずれた道を歩いてみたが、
こちらは住宅街のあいだを抜ける道で、古い家屋はほとんど残っていない。
あみだくじみたいにジグザグの道を通って、ガイドブックに出ている紺屋町に出た。
桃山時代に豊臣秀吉の認可を受けた布の染め物業者が集まってできた町。
染め物を洗ったという川が道の真ん中に通っているが、子供でもまたげそうな溝だ。
こんな狭い溝でこの町全体の染め物を洗っていたのだろうか?
もしかしたら、昔はもっと広かったのかもしれない。
それにしても通りはほとんど人っ子ひとりいない。
江戸村の休園日みたいだ。
まあ、真冬の平日だから、あたまえか。
町外れに一軒だけ土産物屋が店を開けていた。
大和郡山名物・金魚のアクセサリーや、本物の金魚を売っている。
温かくなると観光客も増えて、こういう土産物屋がもう少し増えるんだろうか。
こう寒いと金魚を買って帰る気もしない。
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