村上水軍博物館めざして海沿いを走る。
途中に美しい瓦屋根の家を発見して立ち止まり、変わったかたちの鬼瓦をぼんやり眺める。しゃちほこみたいなものがぴんと立っている横で、瓦のえびす様が笑っている。上の屋根には翼のある龍みたいな怪物。瀬戸内の建築の特徴なんだろうか? それとも、ぼくが知らないだけで、地方にはこんな面白い建物がたくさんあるんだろうか?
もう少し行くと海沿いの小さな神社があった。またまた自転車を停め、ちょっとお参り。海沿いにある神社には独特の力が備わっているように感じるのはなぜだろう? 海は外国に通じていると考えるのは近現代人であって、われわれの中にひそんでいる古代人は、あの世に、神々の国に通じていると感じているのだ。海に建つ神社はあの世からやってくる神々をもてなす玄関なのかもしれない。
さらに少し走ると、またまた美しい板張りの家があった。昔の商店建築のように見える。独特の装飾がなんともいえない。
気持は急いでいるのだが、自転車を停めて何枚も写真を撮る。
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