たぶん初めて長浜の屋台に行った。
もしかしたら前にも一度行ったことがあるかもしれないが、泥酔していたので記憶が定かでない。
ふりかえれば博多には何度も出張できているが、1人で来たとき以外はいつも泥酔するまで飲むので、途中からどこに行ったのかさえあやしくなる。
この日はめずらしく酒をひかえたので、はじめてはっきりした意識で長浜の屋台で博多ラーメンを食べることができた。
最近は東京にも博多から出てきた店がたくさんあるので、それほどカルチャーショックはないが、それでも本場の博多ラーメンはちょっと違う。
一番の違いは麺がかなりかたいことだ。
麺の硬さが選べる店ではいつも「ふつう」を頼んでいるが、これはそれよりはるかにかたい。
ある店でものすごくかたいことを「ばりかた」と呼んでいたが、もしかしたら本場の標準的なかたさは、東京ものにとっての「ばりかた」なんだろうか。
この日、細くてまっすぐな麺のこのかたさと濃厚なとんこつスープのバランスがものすごくいいことを発見した。濃厚なとんこつスープにはこの麺のかたさでなければならないのだ。そうでないとラーメン全体がぼんやりしたものになってしまう。
あんまりうまいので、つい替え玉を頼んでしまった。
残ったスープだけ飲み干すより、替え玉を入れてすすったほうがはるかにうまい。
ラーメン500円に替え玉100円。
スープをとる手間を考えると、なかなか良心的だ。
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