植物性たんぱく質を意識してとろうと、
今年から豆腐や納豆に加えて、大豆やひよこ豆をゆでて、
スープやサラダ、カレー、みそ汁などに入れているのだが、
この夏に麩も小麦のタンパク質を固めたものだというのを思い出し、
久しぶりに買ってみた。
しかし、豆系食品にくらべて、なんとも味気ない。
子供の頃からこの麩というやつが好きになれないでいるのだが、
高脂血症・高コレステロール克服が課題の今でも、
ふにやっとした食感がなんともいやだ。
京料理なんかについてくる生麩はなかなかおいしいと思うのだが、
乾燥した麩は、煮るかみそ汁に入れるくらいしか食べ方を知らないし、
栄養・健康のためと割り切っても、うまくないものはうまくない。
たぶん麩というのは、本格的にだしをとって作った
おいしい汁を吸わせて、そのおいしさを味わうものなのだろう。
顆粒のかつおだしで作ったみそ汁に放り込んだだけではうまいはずがない。
そもそも一度水かぬるま湯でもどして、水気を絞って料理する、
料理法にも問題があるのかもしれない。
一度吸った水はいくら手で絞っても水っぽさが残る。
それでしばらくほったらかしていたのだが、
あるとき、ふと「麩ってフランスパンの古くなったやつに似てるな」と思った。
そこで、固くなったフランスパンでときどきやるように、
固いままの麩をスープやサラダに乗せてみた。
スープの方はふにゃふにゃしていまいちだが、
サラダは野菜の下にたまった水っぽいドレッシングを吸って、
いい感じの食感になる。
朝、サラダをパンと食べるときは、
パンをドレッシングにひたして食べてしまうが、
昼にパスタとかうどんの栄養を補うためにサラダをプラスする場合など、
いい感じで植物性タンパク質をとることができる。
今回の発見は、わざわざ水にひたして戻さなくても、
汁気のものを吸わせればちゃんと食べられるということだ。
サラダ以外にも、もしかしたら新しい食べ方が見つかるかもしれない。
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