

遅い昼食をとったあとは、
すっかり疲れ切っていて、
走り出す前に考えていた、
雛鶴峠をまわって帰るといった案も自然と却下され、
最寄りのJR猿橋駅からさっさと電車に乗って帰ろうということになったのですが、
友人が「猿橋」という江戸時代から名所になってる木造のめずらしい橋があるらしい
という話をしだして、
それならついでに見学して帰ろうかということになりました。
その名勝「猿橋」は、
スーパーのある町のメインストリートからは2キロほど離れた場所にありました。
ちょっとした奇岩の絶壁にかけられた木造の橋は橋桁がなく、
両側から水平に何層もせり出した柱の構造物によって支えられています。
トラックの板バネみたいな感じですが、
その板バネに伝統建築の屋根みたいに凝った装飾をほどこしていて、
なかなか風情があります。
安藤広重なども浮世絵に描いているとのこと。
江戸時代には甲州街道の宿場があったということもあって、
そこそこ名所になっていたようです。
下流側の少し先には古めかしい水道橋が架けられていて、
今でも勢いよく水が流れています。
その先には中央道でしょうか、びゅんびゅん車が行き来する橋の赤い橋桁が見えます。
上流側には車が通る小さな橋。
鋲をたくさん打ったいかつい鉄の橋桁がなかなかいい感じです。
もっと上流には解禁になった鮎釣りの釣り人たちがずらり。
いかにも夏の山、夏の川です。
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