イージーライターのつぶやき

ちょっとマニアックな職業ライター兼アマチュア小説家が、作品と日常生活のつぶやきを紹介します。

シチリア紀行2006

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ジョギングしても腹がへらない。胃が疲れているのだ。
夕食はドゥオーモ広場からパピルスの池に抜ける道の途中にあるトラットリアに入る。

大きな建物の中庭に小さな入り口があるのだが、中はとても広い。20〜30人がけの長いテーブルがたくさん並んでいる。時間が早いのでまだすいているが、団体客が多いのだろう。

しかし、ひとり客にもいやな顔をせず、窓際の4人用テーブルに案内してくれた。

旅も終盤に近づいているので、シチリアらしいものをたっぷり食べたいのだが、胃腸の疲れはどうしようもないので、白ワインとブッフェ形式の前菜と魚介のラビオリみたいなパスタを注文。

野菜中心の前菜で白ワインを飲んでいると、多少食欲が戻ってきた。この手の前菜はいつ食べてもほっとする。

パスタには海の幸のミンチみたいなものが詰められていて、カニ・エビらしいものを擦ってクリームであえたソースがかかっている。かなりのボリュームだったが、日本人の味覚に合うせいか、あっさり完食してしまった。

店は次第に混んできた。赤十字の制服を着たおっさんやおばさんたち、迷彩服の軍人たちが店の真ん中にある大テーブルを占領している。軍人はイタリア人らしからぬ大男が多い。軍事訓練でもあったのだろうか? もしかしたらシラクーサ・シティ・マラソンの警備にあたっていたのかもしれない。

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30分昼寝をしてから夕方の島をジョギング。夕方といっても4:00〜5:00だからまだまだ陽射しはきつい。

さっき昼食をとったあたりでイタリア人に道をきかれた。「日本人なんだ」と言ったら大笑いしていた。サングラスをかけただけで日本人に見えなくなるのだろうか?

8年前、南仏のアルルでホテルの主人に「パリに住んでるの?」ときかれたことがある。フランス語がうまいねという意味のお世辞だったのかもしれないが、とにかく若い頃から旅に出ると日本を忘れて現地に馴染んでしまう癖がある。日本から離れてストレス解消したいわけだから当然だとも言えるし、無意識にそれができてしまうところはお調子者とも言える。

帰りがけ、人気のない海辺に停まっていたCarbinieri(憲兵隊)のパトカーから隊員2人に呼び止められた。イタリア語で何か言ってくるので「わからない」と言ったら、たどたどしい英語で「何か困ってるのかなと思っただけで、ただジョギングしてるならいいんだ」と言う。

それから少々雑談。
「どこから来たんだ?」
「日本だよ」
「いいサングラスだね。オークリーか」
「そうだよ」
等々どうでもいい会話をして別れた。

いかにもイタリア人らしい遊び人風の憲兵隊員だった。ひとりはちょっとニコラス・ケイジに似ていた。日曜日に人気のないところで見張りをしていて退屈しただけだったのかもしれない。

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部屋に戻る途中、ドゥオーモ広場の老舗っぽいバールでジェラートを買う。
ピスタチオとイチゴだ。日本のピスタチオ・アイスとちがってピスタチオの味が濃厚だ。

老舗といっても観光客相手だからいい加減な店なのだろうが、それでもポイントははずさない。そこが文化というものの力なのだろう。

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エメラルド色の海とヨットとビキニ娘たちを眺めながら、
海岸通りのレストランで昼食。

ビールとインサラータ・カプレーゼ(モツァレラチーズとトマトとバジルのサラダ)とサーモン&グリーンアスパラのピッツァを注文。炎天下で飲む濃いビールが苦くてうまい。

カプレーゼは日本のイタリアレストランのようにきれいに盛りつけてないところがいかにも最果ての観光地っぽくていい。農業が盛んでないシチリアだから、もしかしたらモツァレラチーズもトマトも本土から買っているのかもしれない。トマトはちょっと固いが、モツァレラはちゃんとモツァレラらしい風味がある。どれだけ最果てでも、イタリアはイタリアだ。一見いい加減でもポイントはあまりはずさない。

ピッツァは巨大な薄切りパンのようなものだった。伝統的にこういうピッツァもあるのかどうかは不明だが、それでもサーモンとアスパラガスのいい香りがしてなかなかおいしい。

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炎天下を歩いて旧市街の島に戻る。
昨日も歩いた島の東側の遊歩道まで行き、海が見渡せるレストランのテラスで昼食。

海にはヨットやボートがたくさん出ていて、ビキニの女の子(おばさんもいるのかもしれないが、遠くてよくわからない)が日光浴をしている。

船なんだからもっと沖に出れば人目を気にしないですむだろうと思うのだが、別に人目を避けて全裸で日焼けしたいわけではないのだろう。というより、多少陸地のにぎわいが感じられないと楽しめないのかもしれないが。

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