昼飯時になったので、まだ白川村を半周しかしていないが、
メインストリートの和食屋に入る。
ここも合掌造りだ。
入り口の土間からあがった板敷きの席で、
窓から美しい水田や山を眺めながら朴葉味噌焼き定食1600円をいただく。
ビールがほしくなるようなメニューだが、
炎天下を歩きまわって、すでにトライアスロンのレース途中みたいに血流がよくなっているので、
ここで少しでもアルコールを入れたら倒れてしまいかねない。
そういえば1978年、初めてハワイで行われたアイアンマンレースで、
トップでゴールに帰ってきた選手がゴールライン手前で友達からビールを渡されてごくごく飲んでしまい、
その場で倒れて後続の選手に抜かれ、3位になってしまったというエピソードがある。
その後、ドイツのアイアンマンでは優勝選手がゴール後に超特大ジョッキを渡されてビールを飲むという演出があったようだが、
(ぼくは彼のはるか後からゴールしたので、翌日表彰式で上映された映像で見ただけ)、
ビデオで見るかぎりではかたちだけ口をつけて、ほんとにごくごく飲んではいないようだった。
それでも朴葉味噌やイワナ(ヤマメかアユかもしれないか)の甘露煮がけっこうしょっぱいので、ごはんが進む。
大盛り茶碗におかわりしてしまった。
従業員のおばさんに頼んだときは有料とのことだったが、別に伝票に書き加えなかったし、
会計のときおかみさんらしいおばさんが忘れているようなので、
「ごはんおかわりしたんですけど」というと、
「サービスしときますよ」と言って笑った。
いつもこんな感じなんだろうか?
そのおおらかさがのんびりしていていい。
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