イージーライターのつぶやき

ちょっとマニアックな職業ライター兼アマチュア小説家が、作品と日常生活のつぶやきを紹介します。

大和路紀行2009冬

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西大寺を出て、関西のどこにでもある感じの細い通りを南下。

垂仁天皇陵や唐招提寺をめぐる散策路らしく、
ルート表示のようなものがところどころにあるのだが、
途中からそれを見失ってしまったらしく、
高速道路にぶつかってしまった。

工事中らしく、そのあたりからは渡ることができない。

見回すと、はるか右手100メートルくらい先に交差点の信号らしきものが小さく見える。
左手には近鉄橿原線の線路らしいものが見えるのだが、
こちらの方が近そうなので、
線路際に道があることを祈りながら左折してみる。

線路際には細くて暗いトンネルがあった。

しかし、トンネルを抜けると道はなく、
結局、百何十メートルかてくてく歩いて、
さっき右手に見えた交差点まで行って、
はじめて南下できる道を発見した。

地図によると、この高速道路は平城京の二条通りらしい。

あたりはまるで日本中どこにでもありそうな田舎の風景が広がっている。

平安京は京都の市街地になって残ったが、
遷都後荒廃した平城京は、大部分がこんなふうにありふれた田舎になってしまった。

それが大和路の魅力なのだが、
ありふれた田舎にありがちな高速道路をドカーンと通されると、
喜んでばかりもいられない。

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親の家がある宝塚で正月を過ごしたついでに、奈良に行ってみた。

去年からやたらと奈良に来ている。
もちろん日本史好きだからなのだが、
だからといって特に調査したいことがあるわけでもない。

特に今回はどこを歩くかさえ決めずに宝塚を出て、
近鉄に乗って難波から大和西大寺まで来たときに、
ふと歩きたくなって電車を降りた。

西大寺というのは、東大寺と並ぶ平城京の大寺院だ。
大仏殿や正倉院、二月堂がある東大寺に比べて、
観光客の人気はいまひとつだが、
いつぞやJRのCMで見た、伽藍の礎石がならぶ廃墟みたいな空間が、
とても美しかったのを覚えている。

大和西大寺は大阪と奈良を結ぶ近鉄奈良線と京都から南下してくる京都線が交差する大きな駅だが、
駅前はごく普通の町が広がっている。

すぐ近くに平城宮跡や西大寺があり、唐招提寺や薬師寺へと続く道があるのだが、
簡単な観光案内の看板があり、小さなタクシー乗り場があるだけ。
観光客らしき人はひとりもいない。

地図を頭に入れて、とりあえず歩き出してみる。
すぐに西大寺に着いた。

ここも観光客はひとりもいない。
東大寺とちがって料金所もない。

本堂の大屋根が美しいカーブを描いている。

その前に、CMで見た礎石がならぶ廃墟のような壇がある。
これが東塔の跡らしい。

奈良時代の建物は焼失してしまい、鎌倉時代に再建されたとのことだが、
それからまた消失して、そのままになっているのだろうか。

この喪失感がむしろ美しい。

立ち入り禁止になっていて、
CMみたいなアングルから礎石の連なりを見ることができないのが残念。

古めかしい鐘楼の奥に、
バスクリンみたいな緑色をした立像があった。

この悪趣味は一体なんだろう?

地方で金持ちが個人で建てそうな仏像を、
どうして奈良時代から続く名刹が許容しているのか理解に苦しむが、
これも東大寺とちがって観ひっそり静まりかえっている西大寺らしいとも言える。

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