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台所のタイマーがこわれた。
このところ設定ボタンの反応がにぶくなり、
液晶がだんだん薄くなってきたと思っていたら、
今週に入ってついに文字の一部が欠けだした。
これがないとパスタ・麺類や豆のゆで時間がわからないので困る。
使い始めて6年くらい。
「Franc Franc」のキッチン用品売場で買ったのだが、
6年でこわれるというのはちょっと早すぎじゃないだろうか、
不況でカネもないから、今度は激安ショップでさがしてみよう……
……などと考えているうちに、
ふと、これは故障じゃなくて電池切れなんじゃないかと思った。
裏のカバーをあけてみると、シャツのボタンみたいな水銀電池がふたつ。
とりだしてみると、かすかに見えていた文字が完全に消えたので、
やっぱりこれは故障じゃなく、電池切れなんだろう。
単三・単四電池なら常備してあるのだが、
ボタン型電池はいろいろ種類があるのでストックはない。
というわけで、この電池をヤマダ電機に持っていった。
種類をまちがえると困るからだ。
ところが、老眼鏡を忘れてしまい、
現場で電池を見ても、刻印されている記号が読めない。
レジの女性スタッフに、
「すみません、なんて書いてあるか読んでもらえませんか」と頼んだら、
「LR44ですね」と、すんなり読んでくれた。
なるほど、若いというのはすばらしいなどと感心していると、
スタッフは水銀電池コーナーまで行って、LR44を持ってきてくれた。
ヤマダって、こんなに親切だったっけ?
たまたまおじいちゃん子かなにかで、
年寄りにやさしい女の子だったのかもしれないが。
帰って、早速電池を入れてみた。
液晶は消えたまま。
さては、やっぱり故障だったかと一瞬思ったが、
もしかしたら、電池の向きをまちがえたのかもしれないと思い直し、
取り出そうとすると、古い電池は指でかんたんにはずれたのに、
今度は詰まってしまってなかなか取り出せない。
シャープペンシルの先でつついてなんとか取り出す。
電池の向きを逆にはめてみると、
文字がくっきり表示された。
操作ボタンの反応もいい。
ピッピッという音はうるさいくらいでかい。
考えてみると、もうずいぶん前から音が小さくなっていた気がする。
その頃から電池がへたっていたのだろう。
このLR44、ひとつ150円、ふたつで300円。
高い。
それだけ持ちがいいということなのかもしれないが、
もっとひんぱんに取り替えてもいいから、
単四電池にしてくれた方が手間もコストかからないんじゃないだろうか。
ボタン型電池は軽量コンパクトで大容量というのが特長なんだろうけど、
このタイマーくらいの大きさなら、
別に単四電池でも十分おさまりそうな気がするし、
電池のせいでもうちょっと大きくなっても、
そんなに不便でもないと思うのだが、
メーカー(Fran Franのオリジナル商品らしい)の開発担当は、
何を考えてボタン型電池を採用したんだろう?
今度こういう道具を買うときは、電池のことも考えて選ぼう。
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