イージーライターのつぶやき

ちょっとマニアックな職業ライター兼アマチュア小説家が、作品と日常生活のつぶやきを紹介します。

フランス紀行2002

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

イメージ 1

2002年 6月12日

レンタルバイクを借りてサイクリングに出かけたかったのだが、
また小雨が降り出したので近所を散歩。
バス亭に寄ったら、キブロン行きのバスがすぐ来るようなので、
昼食をとりにいく。

キブロンはブルターニュ半島から南へ突きだした細長い岬の端にある港町だ。
バスで30分くらい。
途中、バスと鉄道の両側がすぐ砂浜になっているところがある。
かろうじて陸続きの半島。
その前後はひたすら灌木が広がるだけの荒れ地とよどんだラグーン。
農業的には何も育たない不毛の土地。

2002年 6月12日

朝から霧雨。
朝食後、キャスター付きバッグにウインドブレーカーを着せ、
自分もレインコート兼用の山用ジャケットを着込み、
完全防備で海沿いのホテルを後にする。
大きな窓から海が見え、
毎日海辺をジョギングできるこのホテルの最大の欠点は、
電話にモジュラージャックがないこと、つまりインターネットに接続できないことだ。

昨日、巨石めぐりの前に見つけておいた丘の上の小さなホテルに移動。
教会前広場のすぐ裏手にある、
レストランなしのプチホテル。
英語圏で言うところのベッド&ブレックファスト。
十年くらい前、知り合いたちとイタリア旅行の話をしていたら、
海外旅行通らしいおばさんに、
「ホテルはBBでいくらですか?」ときかれて戸惑ったことがある。
英語圏には仕事以外で行ったことがなかったので、
BBなるものを知らなかったのだ。
ぼくが知っているBBといえば、ブリジッド・バルドーか、
おもちゃの拳銃に入れるプラスチックの弾くらいだった。

入り口の小さな内庭にあじさいや山吹やバラや、
名前を知らない様々な花がひしめき合って咲いている。
部屋も落ち着ける。
テレビと大きな浴槽つきの浴室がついて、
値段は海辺のホテルの3分の2。
眺めはよくないが、巨石群には近い。
何より電話がモジュラージャック方式で、
インターネットに接続できるのがありがたい。

イメージ 1

2002年 6月11日

霧雨の湿気が充満する森の中、
濡れた石や密生する羊歯や苔を眺めていると、
行ったことのないスコットランドを旅しているような錯覚がますます強くなっていく。

このあたりの旅行者には英語を話す人々が多いが、
きっとかつての自分たちの領土を再確認しに来ているのだ。

イメージ 1

2002年 6月11日 

クレープ屋の裏に続く石塀に小さな入り口があり、
そばに「古墳」の表示と矢印があった。

入っていくと、直径十メートルほどの円墳。
てっぺんと入り口付近に細長いメンヒル(立石)。

玄室に続く入り口があいていなければ、これが古墳とは誰も気づかない。
よく見ると、古墳の裏手には半円形にメンヒルが並んでいる。
メンヒル埴輪説は成り立つだろうか?

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

2002年 6月11日

昔の納屋か何かを改造したクレープ屋で昼食。

ハム、チーズ、玉子入りのそば粉クレープに、
リンゴの煮たのをクレープで包んだデザート。

麦の生えない不毛の土地で生えるのは、
そばとリンゴの木くらいなものだ。


.
shu*i*ha*a
shu*i*ha*a
男性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

Yahoo!からのお知らせ


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事