イージーライターのつぶやき

ちょっとマニアックな職業ライター兼アマチュア小説家が、作品と日常生活のつぶやきを紹介します。

メキシコ紀行1994

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6月1日(水)

雨。フロントのスタッフの話では今日から雨期に入ったのだという。月が変わったとたんに雨期に入るなんてできすぎのような気もするが、とにかく昨日までの日中晴れ・酷暑で夕方スコールというパターンとは明らかに違う。スコールよりは細かい雨がシャワーのように降り続く。

10:00→6:00熟睡。
朝食前、雨が少し小降りになったので、時々小雨が中、線路の向こうへジョギング40分。

フロントで、おとといから見かけていた日本人と話す。黒須昇というパリ在住16年の画家だ。一緒に朝食。荒俣宏など作家の知り合いがいるという。荒俣宏がパリに来るときにはホテルを手配してやるのだが、「帝都物語」などベストセラーを書いてからは、希望してくるホテルが急に豪華になったとのこと。

黒須氏と博物館、市場などを見て回る。
博物館はユカタンのマヤ文明を紹介しているが、イラスト入りスペイン語のパネルが多く、出土品の展示はあまり充実していない。手を使わないサッカーのような球技や、マヤ独特の頭を枠にはめて後ろに長くのばす人体改造などの解説が興味深い。

市場は黒く汚れた石造りの建物で、熱帯の蒸し暑さの中、肉類が冷蔵ケースもない石の台に広げられている。隅のステージには大きなアンプが積んであり、下手くそなラテンロックバンドがひび割れた大音量で演奏している。演奏がうるさいせいではないだろうが客はまばらだ。市場を1周して戻ってくると、肉が茶色に変色し始めていた。熱帯ではすべてがハイスピードで腐っていく。

5月31日(火)

午後7:00、シーフードが食べたくて街をうろついたが専門店がない。メリダは海に近いはずなのだが魚介類を食べる習慣があまりないのだろうか。

ホテルの前の広場に戻ると屋外にパラソル付きのテーブルを並べ、木琴を2人で演奏している Tiano というレストランがあった。シーフードはほかの店同様シュリンプ(海老)かレッド・スナッパー(カジキか何か大きな魚)の切り身しかないが、マヤ、チツェンイツァ、ユカタンという3種類の調理法で料理したメニューがあるというので頼んでみた。50ペソ。白ワインを2杯飲む。

来たのは3種類のシュリンプ料理だった。マヤというのはトマト煮込みをバナナの葉でくるんだもの。チツェンイツァというのはピーマン入りの甘いソースをからめたもの。ユカタンはチリ炒めだ。海老はプリプリしていて新鮮だ。単純なグリルにしてレモンを搾って食べたらもっとうまいだろうに。

しかしやっとまともな食事ができる体調に戻ってきたのはありがたい。久々のアルコールだ。
広場から見上げると、今度の27号室はホテルの真ん中、創業した年をあらわす 1901 の文字の真下だった。

夕方スコールがあったせいで夜の空気は涼しい。Tシャツでは寒いくらいだ。

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5月31日(火)

 ウシュマルからの帰りのバスはすいていた。スペイン人の女の子とドイツ人青年のカップルは戻ってこなかった。遺跡にたいして造詣もない若いカップルが、それほどの見どころもないウシュマルでこんなに長時間何をしているんだろう? イグアナが這い回る木立でペッティングでもしてるとか……

 4:30ホテルに戻る。
 フロントで広場に面した部屋はあいたかときくと、男のスタッフがあかなかったと言った。20号室のカギをもらって3階にあがると、メイドの女たちが「あんたの荷物は27号に運んだよ」と言う。頼んでおいた広場側の部屋だ。

 下に降りてフロントにもう一度きくと、昨日と今朝部屋があいたら換えてくれと頼んだフロントの女性たち(そのつど違う女性スタッフだったが、しつこく頼んだ)が約束を守ってくれて、部屋があいたので換えてくれたらしいことがわかった。

 男のスタッフはぼくの名前が今日の宿泊客リストに入っているのをぼくだと思わずに、27号が別の客におさえられていると勘違いしたらしい。

 というわけで広場に面した27号室に移動。緑と教会と小さな広場が見えるだけで部屋の雰囲気はまるで違う。部屋の中も真四角で広く感じる。これならチツェンイツァに泊まらずにここに滞在してもいいかなという機がする。あちこち動き回るより滞在型のヴァカンスを楽しむ方が、ぼくみたいな物書きには向いている。

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5月31日(火)

ウシュマルにはこの急勾配ピラミッド以外、これといった売り物はない。頂上からしばらく茫然と景色を眺め、何のための施設かはっきりしない遺跡をうろつき、あたりをうろつくイグアナを眺めながら朝買ったパンとバナナを食べる。これで入場料21.60ペソは高い。

2:30のバスでメリダに戻る。ガイドブックには「帰りのバスはウシュマル始発じゃないので時間は不正確」と書いてあったが、2:30と5:00にウシュマル始発のバスがあった。なんでも現地に来てみないとわからない。

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5月31日

頂上からの眺めは見渡すかぎりの樹海。原生林なのだろうが、土地がやせているせいか樹木に大木はない。みんな細くて樹齢十数年の若木のようだ。バスから見た風景も樹海ばかりで畑がほとんどないのは、農作物が育たないのだろう。


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