イージーライターのつぶやき

ちょっとマニアックな職業ライター兼アマチュア小説家が、作品と日常生活のつぶやきを紹介します。

メキシコ紀行1994

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5月31日(火)

 晴れ→雨。11:00→6:00熟睡。駅のむこうまでジョグ40分。ソカロで50mダッシュ4本。

 ホテルで朝食。小さなオレンジジュース、コーヒー、目玉焼き、小さなトースト3枚のセットで12ペソ。

 今日はウシュマル遺跡に行く。8:30パンとバナナと水を買い、バスターミナルへ。デュッセルドルフから来たという女の子(スペイン人、23歳、銀行勤務)と若者(ドイツ人、27歳、保険会社勤務)のカップルと知り合い、あれこれ雑談。

 9:00のバスで10:30ウシュマル着。有名な急勾配のピラミッドに登る。角が丸い独特のかたちをしている。階段があまりに急なので鎖につかまりながら登る。ドイツ人青年は高所恐怖症らしく、途中で止まってしまった。スペイン娘がここぞとばかり青年をあざける。さわやかなカップルだが、あんまり仲のいいところを見せられると落ち着かないので彼らを置き去りにして登る。

5月30日(月)

 メリダはこれまで回ってきたメキシコの都市に比べて小さくはないが、貧しく、荒れている。産業は育たず、人々は暑さの中で苛立つ。ここに4日も滞在する値打ちはあるだろうか?

 ホテルでシャワーと洗濯。
 遺跡のあるウシュマルに日帰りするだけでも、メリダにもう1泊はしなければならない。しかし、あと3泊はどうする? もうひとつの有名な遺跡があるチツェンイツァに1泊するかリゾート地のカンクンまで足を伸ばす手もある。まずは明日ウシュマルに行ってから決めよう。それでバックパッカーのまねをするほど元気があるかどうかわかる。

 8:00まだ雨が降っているのでホテルの1階のレストランで夕食。ニンジンとズッキーニの角切りを柔らかく煮込んだスープ、パエリア、パパイヤのフーゴで35ペソ。

 パエリアは角切りにした焼き豚やトリや小さなエビ、グリンピースがのっている。味はうまいが平たい鉄鍋で炊いたのではなく、たぶん大鍋で大量に炊いてあるのを盛ってきただけだ。やたらと早く出てきたのでそれとわかる。
 小エビはくずれんばかりにゆでてある。安くて新鮮な魚介類が食べたいのだが、こんなに海に近い町でもそれは望めないのだろうか?

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5月30日(月)

 市内を散歩。バスターミナルの場所を確認する。ユカタンの遺跡巡りをするには、ホテルまで送迎サービスをしてくれる代理店のツアーに参加する手もあるが、ここはまず近い方のウシュマルに路線バスで行くべきだろう。安いし、自分で行ったという実感が味わえる。

 ソカロに戻ってきたときスコールが来た。5:00ちょうどだ。昼間あれだけ明るかった空が灰色にかげり、シャワーのような雨が降る。たちまち道路は水が溢れる。抜けるような青空に水気をたっぷりふくんだ入道雲がむくむくとふくれあがっては、ためこんだ水分を夕方にぶちまける熱帯の循環。

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5月30日(月)

 12:21メキシコシティ発、14:01メリダ着。ユカタン半島の突端にある州都だ。

 1時間半ほどのフライトなので機内サービスは飲み物だけだが、言えば軽食を出してくれるらしい。1人が頼むと我れもわれもと頼みだし、あっというまになくなった。こういう場合、前の方が有利だ。ぼくの一列前が最後だったらしく、頼もうとしたら「おしまいです」と言われた。
 
 窓際の席だったので、ずっと海を見ていた。コバルトブルーのカリブ海。波ひとつない鏡のような海。

 メリダは酷暑だ。湿気もすごい。乾いた内陸の高地から来たのでよけいにこたえる。腕を振り回しただけで水滴が手に着きそうな湿気。
 
 乗り合いタクシーで空港から都心へ移動。28ペソもとられた。オアハカの3倍以上だ。

 ソカロはオアハカやモレーリアにくらべると殺伐としている。まわりに1日中座っていたくなるようなカフェはない。

 ホテルもソカロに面しているものはない。広場の北東の角から一区画北へあがったところに1901年創業の「グラン・オテル」というホテルがある。コロニアル風で中庭とそれを見下ろす回廊が美しい。
 部屋はオアハカのマルケスより狭い。ダブルベッドがひとつだけ。シャワー室とその奥のトイレが部屋を狭くしている。洗面室はなく、洗面台が部屋についている。エアコン付き、1泊120ペソ。
 窓は通りに面している。北側の緑のある小さな広場に面している部屋の方が眺めがいいはずなのだが、今はふさがっているとのこと。あいたら換えてくれと頼む。



 

5月30日(月)

 晴れ。11:30→6:30熟睡。アラメダ公園へジョグ48分。ホテルで昨日と同じ朝食。加えてブドウジュースを飲み、テーブルの上に積んである生ぬるいヨーグルトを食べる。計19ペソ。

 10:00チェックアウトし、タクシーで空港へ。運転手はマリオ・ピカソ・ベラスケスという、芸術家めいた名前だ。外国人からその国の小銭をもらって集めているというので100円、50円、10円、5円硬貨をやる。英語を織り交ぜて喋りながら運転するので少々怖いが、運転技術は確かだ。空港まで15分足らず、値段も15ペソで着いた。空港でタクシーのチケットを買うと32ペソとられるから、プレゼントした日本のコインを足してもはるかに安い。感謝の気持ちとして5ペソチップをやる。

 メキシコのタクシーがみんなボるというのは嘘らしい。メーター通りで乗せてくれるタクシーもけっこういる。初日に千葉君と乗ったタクシーは、夜中なのに7ペソに1ペソしか割り増しをとらなかった。きっと少数の雲助タクシーが悪いイメージを植え付けているのだろう。

 あんまり早く着いたので国際線なみに2時間前にチェックインした。予約はちゃんとされていて、オアハカ便に続いて今回も、英語ができないグァナファトの旅行代理店のおねえちゃんがまともな仕事をしてくれたことがわかった。
 出発30分前までコーヒーを飲んだり、構内をうろついたりして時間をつぶす。大柄の日本人らしいビジネスマンを見かけた。きびしい顔つきで堂々と歩いている。背広姿なのに、なぜか裃姿のサムライに見えた。日本人が外国でビジネスをするにはこれくらいの威厳が必要なのかもしれない。

 飛行機は定刻に出発した。これまで乗った長距離バスも飛行機の国内線もみんな定刻通りに出ている。今回の旅で遅れたのは成田発のユナイテッド便だけだ。メキシコはイタリアなんかよりよほど交通機関がまともだ。どうしてこんなまともな国が貧乏なのかわからない。やはり一部の白人が利権を独占しているのだろうか? 日本という国は住んでいると悪いところばかり目につくが、単一民族幻想が少なくとも経済効果としてはプラスに働いているような気がする。


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