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2006年12月5日
観測隊員同士で、艦内の理髪室を使って髪を切り(剃り?)合いました。
丸坊主7人、モヒカン2人、髪半分のこし1人、私は、横と後ろを剃りました。
驚きは、丸坊主7人の中に女性隊員が混ざっている事です。
一休さんみたいでなかなか愛らしい姿になっていました。
2006年12月7日
22:30頃、右舷後方にオーロラが出現しました。往路でのオーロラは、珍しい様です。
緑色のカーテン状のものが、空でユラユラしていて、とにかく始めてみる実物のオーロラに大感動。
大勢の人が艦橋に上がって、オーロラを堪能していました。
2006年12月8日
22:40頃、またまた右舷側にオーロラが出現しました。今度は、12/7の物より派手で
大きく揺らめいていました。ミドリのカーテンの下の方に赤い色も混じっていて、しかも
かなり長い間見る事ができて、大満足。そろそろ南極域に近く、白夜の影響が出るので
12/9からは、見られないであろう。後は、越冬に入ってからのお楽しみ。
2006年12月9日
20:05、初氷山視認の放送が艦内に流れた。オーロラの時と同様、カメラを抱えて一目散に艦橋
に走りました。午後8時といっても外は明るく、よく見えましたが、これが氷山?
流氷じゃないの?って感じの小さめの物でした。
そうは言っても初物ですから、記念写真を撮りまくりました。
2006年12月11日・12日
この2日間は、氷山を頻繁に見る事ができました。
今度は、よく写真で見る氷山らしい?氷山でした。
又、11日は、前から来る波が大きかったので、船の先端で波しぶきを「ざぶ〜ん」と
上げる、かっこいい写真が取れました。これまた、見ていて飽きない光景でした。
2006年12月15日
しらせ艦員食堂で、コンクウィスキーの配布がありました。
コンクウィスキーとは、昔から南極観測隊がもって行っている
濃縮ウィスキーです。南極大陸の内陸で、運搬時に
マイナス50℃くらいになっても凍らない様に濃縮してあるそうです。
味の方は、ん〜、ご想像にお任せします。。。
その後昼食は、金曜日恒例の、カレーの日です。
なかなかおいしいカレーで、毎週楽しみにしています。
「これがほんとの海軍カレーなんだな」と感動。
2006年12月16日
流氷や氷山が増えてきた。この日は、しらせの近くの流氷の上で
コウテイペンギン、アデリーペンギン・ウェッデルアザラシを見る事ができた。
こんなに大きな船が横を通っても、全く逃げようとせず
ぼけっと立っていたり、ごろごろ寝ていたりしている。
2006年12月17日
ついに定着氷域に入った。海の上に完全に流氷が敷き詰められて
一面氷と雪になっている。砕氷艦しらせは、その名の通り
氷を砕いて進むことができる。ガゴガゴと氷を割りながら
進むところは、かなりかっこいいと感じてします。
なかなか氷が割れずに乗り上げて止まってしまうと、
今度はチャージングをしながら進みます。
チャージングとは、200mくらいバックして、全速で前進し、
勢いで氷に乗り上げて自重で氷を割って進む航法である。
チャージングが始まると、観測隊はもちろんのこと、自衛官たちも
船首に出てきて、写真やビデオを撮りまくっていました。
2006年12月19日
昭和基地へ向けて、ヘリコプターによる輸送が始まった。
第一便は、「初荷」と呼ばれる前次隊への物資が積み込まれる。
生野菜・生卵等、1年間越冬した人達がずっと食べられなかった物を
積んで行きます。自衛隊の方々も、いろいろ扮装してヘリを見送ります。
その後は、数名の観測隊員が昭和基地へ飛んでいきました。
2006年12月20日
ついに、10時20分、昭和基地に向けてヘリにてしらせを発艦しました。
氷山等の上を飛ぶこと15分弱、10:40に昭和基地へ到着。
物資の移動をした後、47次隊の同じ会社の方と
挨拶を交わして、いろいろ話をしました。
同じ会社とは言え、全く部署が違うので実は初対面です。
それでも、なんとなく懐かしい気がする発対面でした。
昼食後、経験者に案内してもらい、基地内の案内をしてもらいました。
噂には聞いていましたが、岩盤と土だらけの中に
何棟ものプレハブ的な建物が建っている東オングル島は、南極のイメージとは
全く違った所でした。ちなみに昭和基地は、南極大陸ではなく、大陸に近い島
(東オングル島)にあります。「南極に着いた」と思っても、実は南極大陸ではないので
なんとなく残念な気分でした。
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