南の島で仕事

動画ブログコンテストで審査員賞を頂きました。なんか照れちゃうな。テレテレ。。。

南極の風景

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S30ポイントで迎えた5日目の朝。

視程は結構悪く、昭和基地周辺も悪天候との事であまり移動したくない感じでしたが、とりあえず翌日に移動しやすいS16ポイントまで午前中から移動を始めました。

とにかく、視界が悪くてのろのろと走ります。
ほんの20〜30m前を走っている雪上車がほとんど見えません。
方角を間違えて進めば回りは真っ白な雪原のみ。二度と帰れなくなります。
GPSを頼りに各ポイントの旗とドラム缶などを探しながら、ゆっくりと進みます。
写真の赤く囲んだところに前を走る雪上車がいます。
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なんとか13:30頃にS16ポイントに辿り着き、この日は午後から停滞。キャンプ体制をとりました。
昼食後また読書など時間を潰して過ごしました。
普段ならやる事の無いトランプの一人遊びなどをやってみたりする。
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夜になってようやく視界が良くなってきました。翌日に期待をしつつ就寝。
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S16で迎える6日目の朝。
とってもいい天気です。
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朝食をとり、基地に帰る準備を始めます。
今までお世話になった大型雪上車SM100S2台の立ち下げとここから基地まで連れて行ってもらうSM40の立ち上げを行い準備万全。
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ここS16には、トラバース旅行に使う橇がたっくさんデポしてあります。
トラバース旅行は、4台の大型雪上車でそれぞれ7台の橇を引いて行きます。
橇だけで28台、燃料や食料など3ヶ月必要な物の数は半端な量じゃないですね。
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S16で、お世話になったSM100と記念撮影。この後私は内陸旅行の予定は無いので、この車を運転するのは今日が最後。もう二度と会うことは無いんだろうなぁ。。。とっても頼もしい雪上車でした。
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そして9時過ぎにS16ポイントを出発。ひたすら昭和基地を目指します。
途中大陸から昭和基地のある東オングル島が見えてきます。
「お〜、都会の香り」。まだまだ写真の位置からは、15kmくらい離れているんですが。。。
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そして海氷上に出て、1時間ちょっとで昭和基地に到着しました。
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ばたばたしていて、到着した頃の写真を撮り忘れてしまいました。
基地に着いたのは11:50頃でした。久しぶりの基地での昼食を食べて後片付け。

ブログでは書いていませんが、ちょっとしたトラブルもあったし予想外に良かった事もあったし
今となっては良い経験をさせてもらってホントに行ってよかったと思います。
自然の厳しさや怖さ、それにもましてその雄大さを実感できる良い旅行でした。。。
3日目。
朝起きると外は吹雪。視界が悪くて走れそうもありません。
出発前から天気予報でこの様な天気になることは分かっていたので、
外を見て「あぁ、やっぱり」的な印象。。。
イメージ 1



昭和基地と連絡を取り、向こうも悪天候だと聞き、本日は停滞を決断。

停滞となると、車の中でじっとしているしかない。吹雪の為、トイレに外に出るのも億劫。
本を読んだりPSPをやったり時間を潰しますが、時間が経つのが遅いっ。。。

お昼前から食堂車に集まって昼食をとり、その後はやっぱりUNO。
こんな遊びがスタンダードで結構おもしろい。
ただゲームをやるのもつまらないのでいろいろと当番をUNOで決めます。
食事当番・後片付け・気象観測当番・定時交信当番・翌朝の環境保全当番(トイレ片付)等々。。。
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そして夕食は、停滞して時間があるのでカレーとサイコロステーキ。
なかなかおいしかったです。後はだらだらと定時交信をはさんで飲みながらおしゃべり。
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そして、4日目。
朝起きるとまだ外は、地吹雪。とりあえず集まって昭和基地と交信。午前中は天気の様子を見ながら停滞。
徐々に視界が良くなってきたので午後から移動をする事にしました。
H100ポイントを出発する前に記念撮影。ここにも44次隊で磁力計を設置した時に立てられた看板がありました。
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出発前の風景。大分収まったとは言え相変わらずの地吹雪。
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それでも上空はそこそこ青空も覗いています。
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出発して走るにつれて、天気は下り坂。後方は、晴れているのに前は視界が悪い。
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どんどん視界は悪くなっていきます。
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それでも最初の頃は、運転中にちょこっと動画を撮る余裕さえありました。
http://videocast.yahoo.co.jp/player/blog.swf?vid=288230376151912140
071023雪上車運転席からの風景

やっとの思いでS30ポイントまで辿り着いたのは、午後の5時半頃。
4日目はここでキャンプ体制をとりました。
毎度の様に、本日の労をねぎらって乾杯。この日の夕食にうなぎが出ていたので、それをつまみに日本酒を頂きました。ん〜、おいしい。。。日本人でよかった〜。
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すっかりいい気分で10:30頃就寝。
2日目です。

この日も天気が良くて、清々しい朝でした。

出発前の雪上車。
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ココからひたすら次の目的地H57ポイントまで走ります。
ずっと同じ様な雪原の景色。さすがに飽きる。。。
しかし、見た目よりも段差が多くて、ガタンガタンとかなり揺れます。
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2時間くらい走って、H57に到着。
ここで、設置してある無人磁力計のイリジウム端末のチェックとソフトウェアの入替え、等を行いました。
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埋まった磁力計を掘起す。
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周囲は360度雪原の地平線。とにかくな〜んにも無い。。。
http://videocast.yahoo.co.jp/player/blog.swf?vid=288230376151912085
071021H57での風景

H57での作業を完了し、日本へのデータ転送も確認した後に、H100ポイントまでまた走ります。
約2時間走ってH100ポイントに到着。早速、設置してある無人磁力計のデータ回収と記録メモリの交換。この日はH100でキャンプ体制となります。

到着した頃にはずいぶん視界も悪くなってきて、風も出てきました。陸と空の境目が見えません。
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キャンプ体制をとって、早速この日の作業終了を祝して乾杯。
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食事の時には必ず出ている、スープバー。いろんなスープや味噌汁と、お茶・紅茶・コーヒー。
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2日目も無事に終了して夜11頃就寝。。。
10月20日〜25日の5泊6日で、南極大陸の内陸にあるH100と言うポイントまで、
旅行(仕事)に行ってきました。
今回のオペレーションは、H100及びH57に設置してある無人磁力計のメンテナンスが主な目的です。何事も無ければ予定では3泊4日で昭和基地に帰島する予定でした。

今回の旅行の記録を4回くらいに分けて書きたいと思います。

それでは1日目。

準備をして昭和基地を朝8:30に出発。この日はとても天気が良くて、旅立ちにはうってつけの清々しい朝でした。

準備完了。出発を待つ中型雪上車SM40。
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まずは、海氷上を1時間ちょっと走って、大陸の入り口「とっつき岬」へ向かいます。

途中で見かける氷山。こんな写真を見ると南極らしい。。。
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海氷から大陸に上がる「とっつき岬」。真っ白だけど海と陸の境目が写真でも分かります。
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「とっつき岬」から雪上車と橇がデポしてあるS16まで約1時間半さらに走ります。
S16の1つ手前のポイントに簡易気象観測機が設置してあり、それのメンテナンスも行いました。
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そしてS16に到着して、車を乗り換えます。今回は、103号車と115号車が旅行の相棒です。

103号車。前にブレードが付いているいかついヤツ。橇には、燃料が詰まれています。
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115号車。2台の橇は、前がトイレ橇、後ろが機械橇。
トイレ橇はその名の通りトイレ。機械橇とは、旅行中に車に何かあった時のための装備がある程度詰まれています。
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115号車を先頭に出発。すぐ隣には、内陸の拠点となるS17内陸基点があります。
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ココには看板が立っていてドームふじ基地への案内も書いてある。
ちなみにドームふじ基地は、昭和基地から約1000km離れています。
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初日は、午後からひたすら走って、S30と言うポイントでキャンプ体制を取りました。
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とりあえず初日を無事に過ごせて乾杯。夜8時の昭和基地との定時交信をはさんで、飲みながらの食事が続きました。
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夜8時半頃、夕日がきれいでしたぁ。。。
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夜11時頃に就寝。ぐっすり眠れました。

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4日目、最終日です。
朝はいつも通り起きて朝食をとった後、小屋の立ち下げをして昭和基地に向けて出発です。

この日の予定は、「きざはし小屋」を出発して「ユキドリ沢小屋」で車の給油とデポしてあったゴミの撤収を行った後、ペンギンの巣営地(ルッカリーと呼ぶ)の観測小屋がある袋浦へのルート工作と袋裏の小屋の点検です。

そして一路昭和基地へ向けて雪上車を走らせました。
無事に昭和基地に到着したのは、16:30頃でした。
長い様で短かった旅行もやっと終わり基地に帰ってくると、昭和基地がすっごく都会に感じます。
この日は疲れてお風呂に入って夕食を食べて、のんびりとした後さっさと寝てしまいました。

いろいろな経験が出来て、また少し南極人に成長した気がします。
帰る頃には日本人じゃなくなってるのかな?


「きざはし小屋」出発の朝の風景。荷物やゴミをまとめて雪上車に積込み。
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袋浦のルート工作風景。ここのルート工作は、2km程度。
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陸地に上がる所は必ずプレッシャーリッジとクラックが沢山あるので慎重に上陸。
左に見えているのが観測用の小屋。この時期はペンギンがいないので使っていませんが、
夏になると滞在する研究者が増えます。
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到着です。思ったよりちゃんとした小屋でした。それなりに滞在できるだけの施設がありました。
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何でこんな形をしているのか不明ですが、赤くてかわいらしい小屋でした。
アップルハウスって呼ばれています。
2〜3人は、泊まれるくらいの大きさです。
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全ての作業を終わらせて、後はひたすら昭和基地に向けて走行。
遠くに昭和基地が見えてくると、何となく安心します。
自分の中で、もうすっかり我が家となっている昭和基地です。
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