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駿は航のような大人では思いつかないようなことは言わない。
航に比べ、大人が教えたことを忠実に出来る。
そんな駿は「なんで?」がとても多い。
いちいち「なんで?」と聞かれると面倒であるが、ある日駿の「なんで?」にひたすら付き合ってみた。
結構面白い。
そこで新書庫「駿との会話」を作ってみた。
先日の話。
私「お野菜をたくさん食べると元気になるよ。お菓子は元気にならないからね」
駿「なんで?」
「お野菜にはたくさん栄養があるからだよ」
「なんで?」
「お野菜はお日様の光をたくさんもらっているからだよ」
「なんで?」
「お日様は本当は大きて燃えているんだよ」
「なんで?」
「宇宙にはお日様みたいに燃えている星がたくさんあって、お日様とお星様は同じなんだよ」
「なんで?」
「お星様は恒星といって燃えているんだよ」
「なんで?」
「宇宙はビッグバンで出来てその時にお星様がたくさん出来たんだよ」
「なんで?」
「最初は何にもなかったのにビッグバンで宇宙が出来たんだよ」(だんだん回答がやばくなってきたのを感じる私)
「なんで?」
「なんでビッグバンが生まれたかはお父さんよりたくさん知っている人でも分からないんだよ。だから駿はたくさん勉強してお父さんに教えてね。お勉強出来るかな〜?」
(なんでを避ける方向にもっていく)
「俺、勉強できるよ!大好きだよ」
駿と航はテーブルで鉛筆を使って何でもいいから書くことを「勉強」だと思っている。
こんな風に野菜を食べさせることが宇宙の起源になるとは思いもよらない。
子供の「なんで?」に付き合うのも面白いものである。
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