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Kamščiai/カムシュチエイはかつてメーメル地区にあった現在人口60人ちょっとのリトアニアの小さな村です。その村の消印がドイツ帝国のヒンデンブルグ切手に捺されています。リトアニア・Memelgebiet/メーメル地区がナチス・ドイツによって強制併合されたのが1939年3月22日の夜のことなので、消印の日付3月23日は郵便史的にはドイツになって初日ということになります。Kampspowilken/カンプスポヴィルケンはドイツ語名で、リトアニア語名の消印しかまだなかったため臨時で作った日付無しの局名消印でしょう。カムシュチエイのあったメーメル地区はドイツ本国に直接併合されたので、ドイツ行政的には占領地扱いされていません。
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リトアニア(メーメル)
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プロシア時代のメーメルラント、フランス委託統治時代、ナチス・ドイツの併合等が中心になります。
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1920年に発行されたMemelgebiet/メーメル地区の未使用50ぺニッヒ郵便為替票です。カタログ評価はそんなに高い値段ではありませんが意外とレアなアイテムで、日本ではネットオークションですら見たことすらありません。
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1922年5月12日に発行された第二次航空切手です。消印はStonischken/ストニシュケン(現リトアニア、Stoniškiai/ストニシュケイ)のもので、日付は全て5月24日です。「Flugpost」の加刷が通常のメーメル加刷切手の上にありますが、これはドイツ語で航空郵便という意味です。発行枚数は各12万枚です。有名な「月に雁」が200万枚、「見返り美人」が150万枚なので、いかに少ないかお分かりいただけると思います。ちなみに最近の日本の記念切手の平均発行枚数は1500万から2000万枚だと言われています。
先にUPした10枚はすべて「MEMEL」の加刷印刷が斜めになっているのに対して、これは垂直です。3マルクのものだけ2種類発行されていて、斜めの「MEMEL」加刷のものとここにUPした垂直のものです。この切手だけ発行枚数が7500枚と極端に少なくなってます。MICHELの評価額も先の10枚は全部で26ユーロなのに対してこれは単品未使用で300ユーロ(約3万3千円)となっています。未使用ですが(使用済みは単品1300ユーロ、約14万円!)この1枚だけ持っていないのかと思われないように一応UPしました。
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Dawillen/ダヴィレン(現Dovilai/ドヴィレイ)
Jonaten/ヨナテン(現Jonaičiai/ヨナイチエイ)
Kampspowilken/カンプスポヴィルケン(現Kamščiai/カムシュチエイ)
Laugszargen/ラウグシャルゲン(現Lauksargiai/ラウクサルギエイ)
Palleiten/パライテン(現Paleičiai/パレイチエイ)
Übermemel-Uebermemel/ユーバーメーメル(現Panemunė/パネムネー)
Wischwill/ヴィシュヴィル(現Viešvilė/ヴィエシュヴィレー) |
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Prökuls/プレクルス(現Priekulė/プリエクレ)
Bismark/ビスマルク(現Žalgiriai/ジャルギリエイ)
Baltupönen/バルトゥペネン(現Baltupėnai/バルトゥペネイ)
Gaidellen/ガイデレン(現Gaideliai/ガイデリエイ)
Pogegen/ポゲゲン(現Pagėgiai/パゲギエイ)
Schwarzort/シュワルツオルト(現Juodkrantė/ユオドゥクランテ)
Motzischken/モツィシュケン(現Mociškiai/モツィシュキエイ) |



