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現在、楽園サイトで、web増刊が読めるのですが、「5日」の二宮ひかるの短編が、なんとも素晴らしい。うむ、これぞ二宮ひかる!
Silkyに載っていた短編(「観覧車」)と一緒に読むとさらに良さそうです。もう、二宮ひかるは学生モノを描くの禁止! 20代後半のキャラだけ描いてて下さい。
webコミックは、なんといっても無料で読めるのが良いですね。タダほど安いものはなし。ままま、物は試しに、おひとつどうぞどうぞ。これを読んで面白くないと思ったら、もう二宮ひかるのマンガは読まなくっていいです。あきらめます。しかし「3日」の日坂水柯のはエロいな! 困るな!(建前) 嬉しいな!(本音)


ということで楽園なのですが、「楽園」第1号で面白く読んだ売野機子さんの「薔薇だって書けるよ」が、大島弓子さんの「ダリアの帯」に似てるということを、2chの楽園スレで見かけたんで、早速図書館から借りて読んでみたんですよ。


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思えば、山名沢湖さんが影響を受けてるということで「綿の国星」を読み(→挫折)、石田敦子さんが号泣したというので「ダイエット」を読み(→挫折)、これで通算3度目のチャレンジですよ。

自分にとって、「マンガが分からない」というのは屈辱以外のなにものでもなく、「分からないマンガなど存在しないっ」を信条としているワタシにとって、大島弓子作品は天敵としか言いようがないのですが、これは分かりましたよ!>ダリアの帯

主人公が25歳の男性であったことが幸いしたのでしょうか。なんとか「読める」ことができました。ヘンな日本語。
なるほどなあ。このマンガ家さんが尊敬されてる理由が分かりましたよ。と、同時に大島弓子作品の「語りにくさ」というのも実感できました。この感動を、言葉にするのは難しい。これが少女マンガというものかっ。

ひとつ分かると、他の作品もトントン拍子に読めちゃったりするんで、調子に乗って11巻も借りてきましたよ。うむ、これも分かるぞ! 次は「ダイエット」だ!!

しかし、分かってしまった今となっては、逆に「何故今まで分からなかったのか?」とゆー疑問が湧いてくる。うん多分、今まで売野機子さんの作品を読んでなかったからだな。
「薔薇だって書けるよ」を読むことによって、大島弓子作品との波長が上手い具合に合ってきたんだな、ナイスメンテナンス!(笑)
まあ要するに、改めて「売野機子さん、ありがとう!」と申し上げたい次第なのです。縁は異なもの。

ビートルズというイギリスのバンドがいるのですが、このバンドは今の若い人たちに、どう聴かれているのかなあと、時々疑問に思うことがあるのですが、計らずも今回、なんか分かっちゃいました。ワタシが売野機子さんを読んで大島弓子さんの作品を読んだように、オアシスを聴いた人がビートルズを聴いたりするのだな。
ビートルズにせよ大島弓子さんにせよ、「古臭い」と敬遠されてしまうのもやむを得ないのですが、それを物ともしない力がある。これは「古典」の力と言っても良いのではないか。典型的なユース・カルチャーであるロックとマンガにも、こういう歴史が生まれているのだなあと、最近そういうのが気になっていたりします。

話を戻して、「ダリアの帯」という作品は、アマゾンのレビューを拝見しますと、名作と誉れ高い短編のようですね。初出をみると、「1985年月刊ぶーけ8月号」ということで、「ぶーけに駄作なし」という法則がまたも確立されてしまったなと。本当に今までぶーけ作品で駄作だったのって、読んだことないです。どういう雑誌だったんだ、ぶーけ。

個人的には、「ダリアの帯」も良かったのですが、「金髪の草原」にもヤラれました。この作品もぶーけに載ってたのか。これも男性読者にこそ、沁みてくるなあ。
11巻に収録されている「庭はみどり 川はブルー」も、妻を先立たれた夫の奮戦子育て日記として読めますし、男性読者に理解できる作品が意外に多いような気がします。なんで今まで読めなかったんだろう・・・
それにしても、このマンガ家さんは、冒頭によく人を死なせますねえ

分かったといっても、しょせんは表面を爪でカリカリしてる段階ですので、これからボチボチ図書館から借りてきて、じっくり読み進めてゆく所存ですが、うちの図書館も、いつの間にかマンガの収集が充実してきたもんです。
山松ゆうきちの「インドへ馬鹿がやって来た」(平田弘史の「血だるま剣法」を、ヒンディー語に訳してインドで売っちゃおうとする、あり得ないノンフィクションマンガ)とか、余裕で置いてありますよ。勉強になるなあ。

山松 人生観って何?
竹熊 いやあの、ガンジス川でですね、川辺で人焼いててそれを犬が食ってるとか、死体流す横で水浴びしたり歯を磨いたり、そういうの見たりして。
山松 そういうのは、ただ単に貧乏なバカがやることでさ、それ見て人生観が変わるってことはないよ。金持って賢くなればやらなくなるって。バカを見て感動することはない。

という、リアリズム爆発の巻末インタビューが男前すぎるぜ。一緒に借りてきた「インドまで行ってきた」(堀田あきお&かよ)とは、えらい違いの人生観じゃ。あの、一応お断りしておきますが、ワタクシ、インドに行く予定はありませんからね?(笑)

ええと、そういうことで、図書館に良いマンガが一杯あることが分かったので、正月休みは図書館からしこたま借りてきて読んでみようかなと思う次第でありますっ。

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