交通量が多い繁華街の交差点では右折車と直進車及び車両と歩行者との接触事故が起こる可能性が必然的に増加します。それを防止すべく、分離制御方式の交差点が全国的に存在しています。
分離制御は歩行者および車両の交通量そして交差点の規模に応じてパターンが複数存在します。今回はその1例で名古屋市中区の「市役所前」交差点を紹介していきます。ほかの例は次回紹介していきます。
最もスタンダードな分離制御
矢印が消灯する時は必ず黄色(矢印消灯)から赤に変わる。次のステップに進む前に5秒程度の全赤信号(交差点内すべての信号機が赤の状態)を挟む。全赤信号を挟むことによって次のステップに進む時に交差点内に車両がいなくなるため、接触事故がなくなる。
主道側直進矢印のみ点灯。並行する歩行者用信号機が青になる。左折および右折が出来ないため、歩行者の安全を確保できるうえに直進と右折の接触事故も防げる。
歩行者用信号機は全赤信号となる。主道側の右折矢印が点灯し、交差する側の左折矢印が点灯する。大交差点では主道側の右折矢印が点灯している状況でも、交差側にて左折できる余裕があるため、左折矢印も同時に点灯させ、できるだけ効率よく車を流せるようにする。
交差する側の直進矢印が点灯する。その他の概要はステップ1と同じ。
交差する側の右折矢印が点灯し、主道側の左折矢印が点灯する。その他の概要はステップ2と同じ。
デメリット
安全は確保できるものの、通常制御に比べるとステップ数が多く、信号サイクルが1周する時間が必然的に長くなってしまうため渋滞を招くことがある。
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