siiliの 南イタリア ワイン漬け

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イタリア人の見た日本

お久しぶりです。
特に何をしていたというわけではないんですが、気が付けばかなり長い間ブログをほっぽらかしていました。
暑かったしね…。

ところで。
ここ数年、私は週に2回イタリア人の男の子に日本語を教えているのですが。
この夏、彼の長年の夢がかないまして。
彼女と2人で日本旅行に行っていたのです。

東京に約10日、大阪に約10日。
そこから色々なところに行ったらしいのですが。
彼らの話を聞いていて、そんなところに感動するんだなんて私にも発見がありました。

そのうちのいくつかを書いてみると…。

1.東京より大阪の人の方が親切

親切というかおせっかいというか、人懐っこいというか…。
例えば大阪で地図を見ながら立ち止まっていると、必ずと言っていいほど向こうから「どこ行きたいの」なんて声をかけてきてくれたそうです。
例え言葉ができなくても。
中には目的地まで連れて行ってくれる人も。

それが東京では一切なかった。
もちろん東京でも聞けば答えてくれるけれど、あちらから声をかけられることは皆無だったんだとか。

あと、スーパーのお惣菜を見ていても、おばちゃんが「それ、おいしいから食べなさい」と身振り手振りで教えてきたとか。

日本で通訳をしていた時に知り合ったイタリア人も全員東京より大阪が好きだと言ってたっけ(もちろん私が知り合った人って事なので、東京の方が好きだってイタリア人もいると思いますが)。

イタリア人のノリと大阪人のそれがあうんですかね。

2.ゴミ箱がないのに街はきれい

東京では駅にはゴミ箱はないし、日本全国道路にゴミ箱は少ない。
なのになんで道が綺麗なんだって驚いてました。
あとはもちろん公衆トイレの綺麗さ、紙や便座がきちんとあるところなども。

3.日本の暑さは尋常じゃない

彼らがいた時期と場所を考えれば、恐らくそこまでの猛暑ではなかったと思うんですが。
日本では何もせず立っているだけでも汗が出るとの事で、タオルハンカチを買ったそうです(イタリアから来ると日本の湿気は殺人級ですから)。
このタオルハンカチ、イタリアでは見ませんけど、本当重宝しますから(ポケットティッシュが4枚重ねのイタリアでは、汗をかいてもトイレの後で手をふくのにもポケットティッシュを使います)。
これを見たイタリア人は結構ほしがります(私もベンゴシ母にもお土産で渡したほど)。

4.日本のラッシュはえぐい

東京で花火大火に行った彼ら。
帰りの電車はかなりの混みようだったようで…。
ま、毎日の事ではないから、これもいい体験だったって喜んでましたけど。

5.日本は電気代がただなのか

商店街にも出没していた彼ら。
店には出入り口もないのにクーラーがガンガンにかかっている。
おかげで商店街を歩いていても涼しくていいのだけど、扉もつけずにクーラーつけてたら電気代どうなるの、と。
イタリアの電気代は高いから、余計にびっくりしたんでしょうね。

ただ。
電車やらお店やら、クーラーかかりすぎていて、なのに外は暑いので。
2人とも風邪ひきかけたそうです。

6.大阪に来たら日本語がわからなくなった

彼は仕事もしていて、自由時間がたくさんあるわけではないので、ゆっくりと日本語の勉強をしています。
でも東京では簡単な会話はできてたし、何となく意味はわかってた、と。
それが大阪に来たとたん、一切わからなくなった。
恐るべし、方言…。

ま、イタリアも同じですけどね。
初めてナポリやプーリアの方言にふれた時は、これイタリア語じゃない!って思いましたもの。
今じゃプーリア方言…というか、ベンゴシの住んでる地域の方言はかなりわかるようになりましたが(同じプーリアでも場所によって方言はかなり違ってきます)。

7.日本の洗剤や石鹸はすごい

家具付きのマンションに泊まっていた彼ら。
もちろん洗濯もしていたわけですが。
日本の洗剤は何でもすぐに真っ白になる、シャンプーなどの泡立ちも違う、髪や肌がきれいになる!と。

うーん、でもこれ、多分水の違いでしょ。

漂白剤や食器洗剤、洗濯洗剤にシャンプーなどを買って帰りたいと言っていた彼女、私止めました。
漂白剤は確か預け荷物でも持って行けなかったはずだし。
他のものも日本では使えても、イタリアでは使えない可能性がある…。

昔、イタリア旅行中に日本から持ってきたシャンプー類を使っていた時。
まったく泡立ちませんでしたから。

硬水と軟水の違いね…。


他にも色々と話を聞いたんだけど、主だったのはこんなところかな。
とにかく日本が以前よりも大好きになってくれたようで。
それが嬉しかったです。


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ところで。
この彼女はベジタリアンなんですが。

私あらためて思いました。
日本人ってベジタリアン=肉や野菜の塊を食べない人と思っている…人が多い。

日本行きの前のレッスンでは、日本で使えそうな表現などを主に勉強したのですが。
その中に「彼女はベジタリアンです」なんて表現ももちろん入れていたわけです。
大事ですからね。

で。
彼らの日本滞在中に送られてきた写真を見て、うーん、と思った私。

東京で蕎麦御膳なるものを食べてるんですけど…。
東京のそばつゆ、昆布だしなんてわきゃあ、ないわなあ。
絶対鰹節じゃん…。

ベジタリアンと言っても色々と種類があるので一概には言えませんが。
基本的には肉や魚の身を食べなければいいというわけではなく。
鰹出汁など、目に見えない部分もダメなわけです。

となると、出汁文化の日本食、かなりハードル高くなるのよね…。

以前友達がランチに来たとき、彼女の娘さんがベジタリアンで。
その時のメニュー、ものすごく苦労しましたもの。
イタリアンなら肉や魚を抜くだけで作れちゃうんですが、日本食ってどこかに鰹出汁とかなんやら、入ってますから。
その時ネットでレシピを検索してても。
ベジタリアンメニューって書いてるくせに「だしの素小さじ半分」とか平気で書いてあって、日本はこんなものなのかって思いましたから。

チャットで「今から夜ご飯」と送られてきた彼からの写真を見たら。
おうどんとつけ汁が写っていて。
冷やしつけ汁だったので、作り方を説明してあげたわけです。

その時は何も考えてなかったんだけど。
後で、あれ、うどんのおつゆって、鰹出汁じゃないの?
昆布出汁のがあったんだろうか…と気になりまして。

送られてきた写真を拡大して見たら。

「昆布出汁、鰹出汁、鯖出汁で作られた…」ってありました。
うわっ、鰹だけでなく、鯖もあるっ!

でももう食べちゃってるよね…。

彼女、こんな感じで日本では結構食べちゃってるんじゃないだろうか…。
「ベジタリアンです」「じゃ肉抜きで作ります」までは普通に対応できるだろうけど、出汁やソースまで考えてくれる店って多くはないだろうから…(もちろんきちんとした店はあるとは思いますけど)。

これ、もう食べちゃってる以上、言わない方がいいんだろうか、それとも言ってあげた方がいいんだろうかってかなり迷いました、私…。

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