2016/11/3(木) 午前 8:18
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元台湾総統は、産経新聞のインタビューで、「日本精神」という言葉を使った。 この言葉は今も台湾で使われており、「約束を守り、礼節を重んじ、ウソをつかず、カネで動かない、というような心がけなのだ」と記者に説いた(産経新聞、H10.01.28)。 この精神は、明治期の日本だけではなく、勃興期のイギリスにも、ジェントルマンシップとしてみなぎっていたものである。 おそらく西洋と日本のみが経験した封建社会に発達した騎士道、武士道の精神的遺産である。 こうした精神的土台の上に法治制度が築かれ、さらにその上で近代経済が機能する。 台湾、香港、シンガポールの経済発展は、イギリスや日本が改良した精神的・法的土壌の上に、中国人がもともと豊かに持っている事業の才能が花開いたものであろう。 いまだに法治主義も「公」の精神も経験したことのない大陸中国においては、この点が近代化の大きな障害となっている。
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