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ある方のお話を書きます。
ある方は 超有名にして超難解な 般若心経の翻訳する仕事をしている方です。
般若心経を訳するにあたって学んだ 彼自身から伝えたい思いの言葉です。
| カタチあるものは、すべて 変化した結果ほろびるということ。 万物は変化するということです。 カタチあるものは滅びるのですが・・そこでは終わりません。 無もまた変化すること(空)を免れないからです。 |
| カタチあるものはすべて、変化したけっか 生まれる。あるいは再生する。ということです。 世の中には次々に生まれてくるものがある。 それらは変化し、さらに変化をかさね、 すべてが亡んでしまう。 一つの例外もなく亡ぶ。 空(くう)の哲学をもって 仏の教えは何を説こうとしているのでしょうか? |
| どうせ亡んでしまうのだから、 快楽に身をまかせ生きようと、 なげやりな生き方の提案をしているのでしょうか? もちろん違います。その反対です。 仏の教えではこう言っています。 あなた方は、つかのまに生きては死んでいく かげろうなようなかわいそうな存在ではあるが 同時に、気の遠くなるような いのちのつみかさなりのはてに生まれてきた 奇跡のような存在でもあるのです・・・ |
| 母のことをすこし話します。 (☆注意:私の母ではありません。ある方の母です) 彼女の職業は、助産婦でした。 ふるさとで数千人の新生児をとりあげ 91歳で亡くなるその日まで、生涯現役でした。 生前の彼女はよくこう言っていました。 「どんな赤ちゃんにも役割があってさ、 天才には天才なりの、凡人には 凡人なりの、障害ある人には障害のある人なりの、 役割がきっとあってさ、きっとあったからこそ、 この世におぎゃーって、生まれてきたんだわさ・・」 「君でないと、君だけの役割をはたすために、 君はこの世に生まれたんだよ・・ |
| 死にたいと思うこともあるかもしれない。 死にたくなるときは たしかにある。 しかし死んではいけないよ。 死にたい理由は山ほどあるかもしれない。 だか、決して死んではいけないよ。 死ぬか生きるか迷ったら、 迷わず生きる方を選びなさい。 死ぬ理由より、生きる理由の方が 百万倍大切なのだから。 死ぬことを考えはじめるのは、 役割をはたしてからにしなさい・・ |
| わからない時には、こういってあげてください。 こう考えてみてください。 |
| 成長しながら、考えてほしいのはね、 自分の人生の役割って、いったい何なのだろうってことです。 もちろん、あわてることはないよ。 ゆっくり歩きながら、時々は立ち止まって、 またゆっくり歩きだしながら、考えたらいいんだよ。 どうしてもわからない時は、自分自身とまわりと 世の中の人たちを観察することです。 観察しながら、ぼちぼち考えたらいいんです・・ |
| 君の人生は、君しか見つけられない。 だかね、一つだけヒントをあげるなら・・ 君の人生の役割は、君が好きなもののすぐ 近くにあると思うよ。趣味でも夢でもあこがれでも なんでもよろしい。 その近くを探してごらん。きっと見つかるから。 大好きなことをしながら、世の中の人々や、 人間以外のいろいろな命たちを 幸せにすることができたら、どんなに どんなに素敵だろうね・・・ |
| 般若心経とは、死を通して生の意味を ぎりぎりまで追求したいのちの哲学です。 あなたが命について考えるとき ささやかなヒントになれば、これ以上の喜びはありません。 |
彼の伝えたい言葉を わたしの写真と一緒に載せました。
訪問 ありがとうございました。
読み終えて、何かを感じてもらえたら・・ 本望です。
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