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国立民族学博物館( http://www.minpaku.ac.jp )に行ってきた。大阪の万博記念公園の中にある。1974年創設、1977年11月開館ということなので、開館してから30年になる。
入口正面に本館があり、左に特別展示館がある。本館は、かなり広くて、詳しく見ていると、1日では足りないくらいだ。今回は午後から行ったので、全体を一通り見ようと駆け足になり、あまりゆっくり見られなかった。
本館の常設展示は、地域別に分かれた「地域展示」と、特定ジャンルの「通文化展示」とがある。現在は、「通文化展示」は、音楽と言語の展示がある。常設展示の大部分は、「地域展示」で、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、南アジア、東南アジア、朝鮮、中国、中央・北アジア、アイヌ、日本の各地域に分かれている。展示スペースは、各地域ともだいたい同じくらいで、ガイドブック(116ページ、1470円)でも、各地域とも8ページと、きっちり同じになっている。世界の様々な文化に優劣をつけず、平等に扱うという意図があるようだ。
展示物の中には、ハワイの民芸品店の店が再現されていたり、ヒンドゥー教の祭りの巨大な山車があったり、モンゴルやカザフの天幕があったり、興味深い。また、楽器などは、客が手にとって、音を鳴らせるようになっているのが良い。
他に、ビデオブースがいくつも並んでいて、たくさんあるビデオの資料が自由に見られるようになっている。今回は、時間がなくて見られなかったのが残念だ。
本館では、常設展示の他に、企画展として、「いろんな「おかね」で世界がみえる」(3/20〜9/30)と、「ラテンアメリカを踏査する−写真で辿る黎明期の考古学・民族学調査」(4/24〜9/23)をやっていた。
特別展示館の方では、開館30周年記念特別展「深奥的中国−少数民族の暮らしと工芸」(3/13〜6/3)をやっていた。広西、貴州、雲南などの中国西南部の少数民族の展示だ。展示室の真ん中に、チワン族の家が再現されていて、女の子の部屋には、酒井法子のポスターが貼ってあった。いろんな少数民族の民族衣装の試着コーナーもあった。特別展といっても、別料金は必要なく、常設展の入場料だけで入れるのが良い。
ミュージアムショップにも、面白そうな物が、たくさん並んでいた。充実した内容に比べて、入場料420円は安いと思う。ぜひまた、行ってみたい。
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