世界日本化計画

ブログタイトルを「silkroad_desert9291」から「世界日本化計画」に改名した。(2008.12.16)

世界の文化

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国立歴史民俗博物館

佐倉にある、国立歴史民俗博物館( http://www.rekihaku.ac.jp/ )に行って、常設展示と、企画展示「錦絵はいかにつくられたか」を見てきた。ここに行くのは初めてだ。ここは、文献史学(狭い意味の歴史学)、考古学、民俗学の3つを合わせた博物館らしい。博物館のサイトの沿革( http://www.rekihaku.ac.jp/facility/history.html )によると、1981.4に設置、1983.3に開館、当初は第1展示室と第2展示室のみ。1983.11に第3展示室、1985.3に第4展示室、1993.3に第5展示室が公開された。子供連れが多かったが、子供の勉強のために連れて来ているのだろう。展示の解説にも子供向けのものがいくつもあった。中学生以下は入館料が無料で、土曜日は高校生も無料になる。

●常設展示

常設展示は、以下のように、5つの展示室で、27のテーマに分けて、展示されている。実物資料だけでなく、複製資料や復元模型が多く展示されている。

▼第1展示室(原始・古代)
△日本文化のあけぼの:三内丸山遺跡の復元模型、縄文土器、土偶など。
△稲と倭人:銅鐸の復元模型がつりさげられていて、自由にさわって音を鳴らすことができる。
△前方後円墳の時代:古墳の復元模型、銅鏡など。

入口にあった案内パンフレットには、「ゆっくりひとまわりで1時間30分〜2時間程度です。」と書いてあったが、ここまでで1時間近くかかってしまい、閉館までに全部見られるかどうか怪しくなってきたので、スピードアップすることにした。

△律令国家
△沖ノ島:沖ノ島は、玄界灘に浮かぶ東西1.5キロ、南北1キロほどの小さな孤島で、古代から信仰を集め、4世紀後半から10世紀にかけて、大がかりな祭祀が行われていたそうだ。朝鮮、中国、ペルシアなど各地からの品が出土しており、海上交通にかかわる国家的祭祀と考えられているようだ。この島のことは、今まで知らなかった。家に帰って地図を見たが、載ってなかった。

▼第2展示室(中世)
△王朝文化:平安時代の貴族の服装や室内の様子の復元模型など。
△印刷文化:現存する最古の印刷物「百万塔陀羅尼」(8世紀)(展示は複製品)から、江戸時代の活字や本まで。
△東国と西国
△大名と一揆:一乗谷の朝倉氏本館の復元模型、京都の町並みの復元模型など。
△民衆の生活と文化:びんざさら(たくさんの木片をつないだ楽器)を自由に手に取って音を鳴らすことができる。鳥獣戯画で蛙がびんざさらを演奏している場面があり、実物がどんな物なのか、一度見たいと思っていたので、実際に手に取って鳴らすことができて、面白かった。
△大航海時代のなかの日本

▼第3展示室(近世)
△国際社会のなかの近世日本:近世日本は、「鎖国」をしていたと思われがちだが、長崎口(オランダ、中国)、対馬口(朝鮮)、薩摩口(琉球)、松前口(アイヌ)の四つの出入り口で、人や物や情報が行き来し、国際社会に開かれていた。
△絵図・地図にみる近世:近世日本で作られた世界図や日本図を見ると、当時の人々が世界や国土をどのようにとらえていたかを知ることができる。
△都市の時代:見世物として貝などで作られた仏像などが面白い。
△ひとともののながれ
△寺子屋「れきはく」:「寺子屋」の体験コーナー。
△村からみえる『近代』
△「もの」からみる近世:ミニ企画展示のコーナー。今回は「錦絵に見る江戸の料理茶屋」が展示されていた。
◆ミニ企画展示「錦絵に見る江戸の料理茶屋」
(第3展示室、「もの」からみる近世、4/14〜6/21、 http://www.rekihaku.ac.jp/events/p090414.html
今日の高級料亭に相当する、江戸の料理茶屋は、江戸の名所でもあり、錦絵や番付の題材にもなった。また、料理茶屋は、文化人たちの交流の場(サロン)としても機能し、書画会や句会などが催され、都市文化の発信地としての役割も果たしていた。料理茶屋を描いた錦絵や版本(はんぽん)、番付や引札(広告)などを展示。  
◇江戸の料理屋番付:現在のミシュランのように料理茶屋をランク付けし、相撲の番付表のような形にしたもの。
◇料理茶屋と書画会
◇料理茶屋の立地:料理茶屋は、寺社の境内や、盛り場、風光明媚な場所などに作られていた。
◇料理茶屋を描く錦絵

▼第4展示室(民俗)
△都市の風景:大阪の法善寺横丁、東京の笠森稲荷、大阪の石切の新興宗教の神様の店の複製模型など。
△村里の民
△山の人生:焼畑やマタギなど。
△海浜の民
△南島の世界:沖縄などの民俗文化。
△再生の世界:死後の世界に関わる「他界」の空間、天空他界・山中他界・海上他界の三種の考え方と、他界と現世との交流を儀礼的に表現した山車・神輿(みこし)、民俗芸能など。

▼第5展示室(近代)
△文明開化:部落差別問題も含む。
△産業と開拓:北海道の屯田兵やアイヌの問題も含む。
△都市の大衆の時代:関東大震災も含む。

第1展示室は、出土品など小さい物が多く展示されていて、見るのに時間がかかったが、後の方は大きな復元模型などが多く、見るスピードを上げたこともあって、結局、常設展示全体では、3時間半位で見終った。企画展示の方は、1時間位で見られた。

●企画展示「錦絵はいかにつくられたか」
(企画展示室A、2/24〜5/6、 http://www.rekihaku.ac.jp/events/p090224.html

江戸時代末期の多色摺浮世絵版画の錦絵について、美術品としてではなく、流通、世相、技術に焦点を当てて展示。
▼第一部 絵双紙屋
△錦絵を販売していた絵双紙店を描いた錦絵などから、錦絵の流通、販売の様子を見る。
△特に絵双紙屋が集まっていた、芝の飯倉神明宮(いいくらしんめいぐう)(芝神明)の様子。
▼第二部 錦絵出版事情
△「死絵」(しにえ)(人気役者の死に際して出されたもの)。
△小金原での幕府の鹿狩を描く錦絵。
△風刺画。歌川国芳「源頼光公館土蜘作妖怪図」(みなもとのよりみつこう やかた つちぐも ようかいをなすず)など。
▼第三部 版木から見る錦絵
△国立歴史民俗博物館は、昨年度に、歌川国芳、三代歌川豊国、歌川広重の錦絵の版木を大量に入手した(「歌川派錦絵版木」)。これらの、輪郭線等を摺る主版(墨版)と、通常残ることがきわめて稀である色版(色摺部分の版木)により、錦絵の彫りと摺りの技術を展示。
▼第四部 科学の目で見る錦絵
△レーザー光を用いた、ラマン分光装置による、錦絵の顔料分析。
△版木は完全に彫り上げられたものの、なんらかの事情で出版されなかった国芳の「御庭の飼鳥」を、三次元形状計測の技術で、版木の画像をデジタル処理し、摺り上がった状態を再現。


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