世界日本化計画

ブログタイトルを「silkroad_desert9291」から「世界日本化計画」に改名した。(2008.12.16)

世界経済史

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ここで使ったデータは、「経済統計で見る世界経済2000年史」( http://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_desert9291/32443177.html )の著者であるアンガス・マディソン(Angus Maddison) 氏のサイト( http://www.ggdc.net/maddison/ )の「Statistics on World Population, GDP and Per Capita GDP, 1-2006 AD (Horizontal file, copyright Angus Maddison) 」( http://www.ggdc.net/maddison/Historical_Statistics/horizontal-file_02-2010.xls )というファイルからとったものである。このファイルは、マディソン氏が、著書に掲載したデータに、数値を追加、修正したものである。

単位は、人口は1000人、GDPは100万国際ゲアリー=ケイミスドル、1人当りGDPは国際ゲアリー=ケイミスドルである。「国際ゲアリー=ケイミス(Geary-Khamis)ドル」とは、各国通貨を購買力平価で換算したもので、1990年基準の実質値である。なお、このデータは、それぞれの時代の領土ではなく、現在の領土が基準になっている。

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最近、財政赤字により通貨ユーロの信任問題になっているギリシャについて、上記データから人口やGDPの歴史的推移をみてみた。なお、国名については、歴史ではギリシア、地理ではギリシャと表記されるようだが、ここではギリシャとする。

ギリシャのGDPのデータは、紀元1年から1913年までは飛び飛びで、以後は毎年のデータがある。そのため、グラフは、1913年以後を10年おきにして全体を見たグラフと、1913年以後の毎年のデータを使ったグラフの、2種類を作ってみた。
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このデータによると、ギリシャのGDPは紀元1年から1000年までの間に1/3近くにまで減少し、1人当りGDPも550ドルから400ドルまで減少している。その後は1913年までの913年間に、GDPは約22倍、1人当りGDPは1592ドルまで約4倍に増加した。
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1913〜1917年までの4年間で、GDPは45%減少、1人当りGDPは848ドルまで47%減少した。しかし、1921年まで4年間で1913年を上回る水準まで急回復した。1921〜1937年までの16年間に、GDPは72%(年平均3.5%)増加、1人当りGDPは44%(年平均2.3%)増加した。1937〜1945年の間にGDPと1人当りGDPは約1/3の水準まで大幅に減少したが、1947年まで2年間で倍増した。1937年の水準を回復したのは、GDPが1955年、1人当りGDPは1956年である。

1947〜1973年まで26年間に、GDPは5.2倍に増加(年平均6.5%)、1人当りGDPは4.3倍に増加(年平均5.8%)と成長率が高かった。しかし、1973〜1999年まで26年間には、GDPは79%(年平均2.3%)増加、1人当りGDPは52%(年平均1.6%)増加と成長率が鈍化した。1981年にEUの前身であるEECに加盟し、2001年には通貨ユーロを導入している。1999〜2008年まで9年間では、GDPは43%(年平均4.1%)増加、1人当りGDPは41%(年平均3.9%)増加と、再び成長率が高くなっている。2008年の1人当りGDPは日本の72%、GDPは日本の6%である。

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