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マリインスキー・バレエ「愛の伝説」(全3幕)
2015/11/27(金)18:30〜21:30、東京文化会館
振付: ユーリー・グリゴローヴィチ(初演 1961)
音楽: アリフ・メリコフ
メフメネ・バヌー: ウリヤーナ・ロパートキナ
シリン: クリスティーナ・シャプラン
フェルハド: アンドレイ・エルマコフ
宰相: ユーリー・スメカロフ
托鉢僧: ドミートリー・プィハチョーフ
黄金の踊り: ナデージダ・バトーエワ
道化: グリゴーリー・ポポフ
フェルハドの友人たち: エルネスト・ラティポフ、ワシーリー・トカチェンコ、アレクセイ・ネドヴィガ、アンドレイ・ソロヴィヨフ
シリンの友人たち: 石井久美子、スヴェトラーナ・イワノワ、クセーニャ・オストレイコーフスカヤ
踊り子たち: アナスタシア・ペトゥシュコーワ、エカテリーナ・チェブキナ
指揮: アレクセイ・レプニコフ
演奏: マリインスキー歌劇場管弦楽団
第1幕 40分、休憩 20分、第2幕 50分、休憩 20分、第3幕 50分
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公演開始前(18:00〜18:20)、舞踊監督ユーリー・ファテーエフが舞台上でプレトーク。演目について解説。ペルシアの古い物語に題材を取った作品で、マリインスキーが海外でこの演目を上演するのは今回が初めて。
舞台装置は、舞台の中央奥に衝立のようなものがあり観音開きする。本を開いて挿絵や物語を読んでいるような印象を与える。
ロパートキナが女王の誇りや苦しみなどを表現して圧倒的な存在感があった。群舞も人数が多く、ダイナミックな動きで、同じ振付家の後の作品「スパルタカス」にも通じるものがある。手首をひらひら振る振付も印象に残った。
この演目のDVDはまだないようだ。公演会場で音楽全曲の輸入盤CDを売っていたので買った。ワレリー・ゲルギエフ指揮、モスクワ放送交響楽団、1968年録音のもの。作曲家は有名ではないが、音楽もなかなか良い。
第1幕 第1場:
女王メフメネ・バヌーの妹シリンが重病で死にかけている。托鉢僧がやって来て、メフメネ・バヌーの美貌と引き換えにシリンを救うと言う。黄金の踊り。女王は托鉢僧に応じ、シリンは助かるが、女王は醜い姿となる。
第1幕 第2場:
宮廷画家のフェルハドの友人たちの踊り。フェルハドのヴァリエーション。メフメネ・バヌーとシリンはフェルハドに恋をする。シリンとフェルハドのパ・ド・ドゥ。2人はまだ互いの体に触れない。
第2幕 第1場:
泉が枯れてしまい水が手に入らなくなった人々が苦しんでいる。
第2幕 第2場:
メフメネ・バヌーのヴァリエーション。醜くなった自分をフェルハドが愛することはないと思い苦しむ。
第2幕 第3場:
シリンとフェルハドのパ・ド・ドゥ。リフトも含め2人が絡み合う。2人は駆け落ちする。宰相が2人の駆け落ちを女王に告げる。2人は捕まり連れ戻される。メフメネ・バヌーはフェルハドに山を切り開き水路を造るよう命ずる。
第3幕 第1場:
山で働くフェルハド。水路を造るのに成功しシリンと再会する事を夢見る。
第3幕 第2場:
メフメネ・バヌーのヴァリエーション。群舞がフェルハドへの思いに苦しむ女王の心理を表現する。女王の想像の中でフェルハドが王冠をかぶった姿で現れ愛し合う。メフメネ・バヌーとフェルハドのパ・ド・ドゥ。シリンがやって来て許しを請う。
第3幕 第3場:
メフメネ・バヌーとシリンが山にやって来る。女王はフェルハドにシリンと共に山を下りるように言うが、フェルハドはシリンと一緒になる事より、人々のために工事を続ける事を選ぶ。
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