世界日本化計画

ブログタイトルを「silkroad_desert9291」から「世界日本化計画」に改名した。(2008.12.16)

芸術

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ヤナーチェク「イェヌーファ」(全3幕、チェコ語上演、字幕付)
2016年3月8日(火)18:30、新国立劇場 オペラパレス

原作: ガブリエラ・プライソヴァー
作曲: レオシュ・ヤナーチェク

イェヌーファ: ミヒャエラ・カウネ
コステルニチカ: ジェニファー・ラーモア
ラツァ・クレメニュ: ヴィル・ハルトマン
シュテヴァ・ブリヤ: ジャンルカ・ザンピエーリ
ブリヤ家の女主人: ハンナ・シュヴァルツ
粉屋の親方: 萩原潤
村長: 志村文彦
村長夫人: 与田朝子
カロルカ: 針生美智子
羊飼いの女: 鵜木絵里
バレナ: 小泉詠子
ヤノ: 吉原圭子

演出:クリストフ・ロイ
指揮:トマーシュ・ハヌス
管弦楽:東京交響楽団
合唱指揮:冨平恭平
合唱:新国立劇場合唱団

第1幕50分、休憩25分、第2幕55分、休憩20分、第3幕30分

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舞台の上に箱型の部屋が作られ、物語は全てこの箱の中だけで進行する。箱の壁や天井は真っ白で、箱の中だけが明るく、その周りは真っ黒で、箱の床は舞台そのものの床より高く、空中に空間が浮かんでいるように見える。照明は、箱の客席側の上隅から内側に向かって照らされているようだ。箱の左右の壁が左右に拡がって部屋の大きさが変わったり、奥の壁が左右にスライドしてドアや窓が現れたり、壁がなくなって後ろに畑の風景が現れたりする。

最初に音楽が始まる前に、コステルニチカが男に連れられ部屋に入って来て、しばらくじっと物を考えている。プログラムによると、逮捕されたコステルニチカが、牢屋の中で過去を回想するという設定になっているようだ。

音楽は、チェコのモラヴィア地方の民族音楽的なものも入っているようだが、映画音楽のような感じもして、分かりやすい。歌は伝統的なオペラのスタイルのように美しいメロディに乗せて歌うものではなく、ドラマの進行にあわせたセリフに近いような感じのところも多いが、登場人物の心情を独白するところでは、劇的な盛り上がりがあり、聞き所になっている。

初演は1904年。日本ではあまり上演されない演目で、見るのは初めてだったが、歌手もオーケストラも演出も、とても良かった。ただ、日本人歌手がみんな背が低くて、子供のようにも見え、見た目がかなり違和感があった。

この公演のビラによると、今回の公演は、2012年のベルリン・ドイツ・オペラのプロダクションで、シュテヴァ以外の主要キャストも同一である。しかし、公演プログラムの方には、隅に小さな字で「ベルリン・ドイツ・オペラの協力により上演」とか「ベルリン・ドイツ・オペラ公演プログラムより転載」という注はあるが、はっきりとは書かれていない事には疑問を感じた。


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